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ピペロニルブトキシドICSC: 1347 (10月 1999)
CAS登録番号: 51-03-6
EINECS番号: 200-076-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入   換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 下痢。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 安静。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・この物質を環境中に放出してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・密封
 
包装
 
ピペロニルブトキシド ICSC: 1347
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
油状 黄色~茶色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
 

化学式: C19H30O5
分子量: 338.4
・沸点:180℃ (0.13 kPa)
・比重(水=1):1.1
・水への溶解度 : 溶けない
・引火点:171℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):4.29  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・魚介類で、生物濃縮が起こることがある
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021