酸化スチレン | ICSC: 1201 (4月 2006) |
フェニルオキシラン 1,2-エポキシエチルベンゼン |
CAS登録番号: 96-09-3 |
EINECS番号: 202-476-7 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
---|---|---|---|
火災・爆発 | 可燃性。 76℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 | 裸火禁止。 酸または塩基との接触禁止。 76℃以上では、密閉系および換気。 | 粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 |
あらゆる接触を避ける! | |||
---|---|---|---|
症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | めまい。 嗜眠。 意識喪失。 嘔吐。 | 局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 | 保護衣。 保護手袋。 | 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 腹痛。 他の症状については、「吸入」参照。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
---|---|
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣 ・漏れた液を、ふた付きの容器に集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 可燃性液体飲み込むと有害 皮膚刺激 眼刺激 遺伝性疾患のおそれの疑い 発がんのおそれ 輸送 |
貯蔵 | |
・酸、塩基および食品や飼料から離しておく ・床面に沿って換気 |
|
包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない |
酸化スチレン | ICSC: 1201 |
物理学的・化学的情報 | |
---|---|
物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
|
化学式: C8H8O / C6H5CHCH2O |
暴露・健康への影響 | |
---|---|
曝露経路
短期曝露の影響
|
吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
|
許容濃度 |
---|
TLV: 1 ppm (TWA); (皮膚); (皮膚感作物質); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) |
環境 |
---|
注 |
---|
・作業衣を家に持ち帰ってはならない |
付加情報 | ||
---|---|---|
欧州分類 記号:T; R:45-21-36; S:53-45; Note:E |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
|