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炭酸カルシウムICSC: 1193 (6月 2012)
CAS登録番号: 471-34-1
EINECS番号: 207-439-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。  粉塵の吸入を避ける。 局所排気を使用する。  新鮮な空気。 
皮膚   保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。  安全ゴーグルを着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

GHS判定基準による危険有害性分類なし 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・酸、アルミニウム、アンモニウム塩、フッ素およびマグネシウムから離しておく
 
包装
 
炭酸カルシウム ICSC: 1193
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の粉末、またはペレット。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
825℃以上で分解する。 腐食性の酸化カルシウムフュームを生じる。 酸、アルミニウム、アンモニウム塩、フッ素およびマグネシウムと反応する。 

化学式: CaCO3
分子量: 100.1
・825℃で分解する
・密度:2.8 g/cm³
・水への溶解度(25℃) :14 mg/l (非常に溶けにくい) 


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
気道および眼に、機械的刺激を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
この物質の健康への影響は調べられているが、何も得られていない。 


許容濃度
 

環境
・この物質の、環境への影響は十分に調べられていない
 

・炭酸カルシウムは霰石、方解石(石灰石、チョーク、大理石中に)として天然に存在する 

付加情報
  欧州分類
 

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