« 検索結果一覧に戻る  
オレイン酸ICSC: 1005 (5月 2002)
9-オクタデセン酸
9,10-オクタデセン酸
cis-9-オクタデセン酸
CAS登録番号: 112-80-1
EINECS番号: 204-007-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入   局所排気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 「注」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。   

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、ふた付きの容器にできる限り集める
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強塩基から離しておく
 
包装
 
オレイン酸 ICSC: 1005
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の液体。 空気に曝露すると黄色~茶色になる。 

物理的危険性
 

化学的危険性
本物質は、弱酸。 

化学式: C18H34O2 / C8H17CH=CH(CH2)7COOH
分子量: 282.5
・分解する
・融点:13.4℃
・比重(水=1):0.89
・水への溶解度 : 溶けない
・引火点:189℃ (c.c.)
・発火温度:363℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):7.73(概算) 


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を軽度に刺激する。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし、 噴霧すると、浮遊粒子が急速に不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

・経口摂取により吸収されることがあるが、有害影響はみられない 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021