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ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムICSC: 0437 (12月 2022)
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム塩
CAS登録番号: 2893-78-9
国連番号: 2465
EINECS番号: 220-767-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  還元剤、水または多くの物質と接触すると、火災および爆発の危険性がある。 「化学的危険性」参照。
 
引火性との接触禁止。 混触危険物との接触禁止。    大量の水を使用する。 二酸化炭素、粉末消火薬剤は不可。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 皮膚刺激が起きた場合は、医療機関に連絡する。 「注」参照。 
充血。 痛み。 重度の熱傷。  粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。 
経口摂取 咽頭痛。 灼熱感。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:顔面シールドおよび空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの 乾燥容器内に掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
・おがくずや、可燃性吸収剤に吸収させてはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

flam circlecorrexcl mark;warnenviro;aqua
火災助長のおそれ;酸化剤
飲み込むと有害
皮膚刺激
重篤な眼の損傷
呼吸器系への刺激のおそれ
長期的影響により、水生生物に毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):5.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・元の容器でのみ貯蔵
・引火性物質および混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
・密封
・耐火設備
・乾燥
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・気密 
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム ICSC: 0437
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある白色の 結晶性粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱や水との接触により、分解する。 塩素(ICSC 0126 参照)などの、有毒なガスを生じる。 本物質は、強酸化剤。 可燃性物質や還元性物質と 激しく反応する。 次亜塩素酸塩、アルカリ性化合物、酸および水と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C3Cl2N3O3.Na
分子量: 220.96
・230℃で分解する
・密度:0.96 g/cm³ (20℃)
・水への溶解度 :25 g/100 ml (自在に溶ける) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:粉塵の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼に対して、腐食性を示す。 本物質は、皮膚およびおそらく気道を刺激する。 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・ICSC 0126参照
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021