ビス(クロロメチル)エーテル | ICSC: 0237 (11月 2016) |
BCME sym‐ジクロロメチルエーテル 1,1'-ジクロロメチルエーテル オキシビス(クロロメタン) クロロ(クロロメトキシ)メタン |
CAS登録番号: 542-88-1 |
国連番号: 2249 |
EINECS番号: 208-832-8 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
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火災・爆発 | 引火性が高い。 蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 | 水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 |
あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! | |||
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症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 灼熱感。 喘鳴。 息切れ。 頭痛。 嘔吐。 息苦しさ。 | 密閉系、または換気を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 直ちに医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! 発赤。 灼熱感。 皮膚熱傷。 | 保護衣。 保護手袋。 | 応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 医療機関に直ちに連絡する。 |
眼 | 充血。 痛み。 かすみ眼。 重度の熱傷。 | 呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 口や喉の熱傷。 胸部の灼熱感。 腹痛。 ショック/虚脱。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。 | 口をすすぐ。 吐かせない。 直ちに医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
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・危険区域から立ち退く! ・専門家に相談する! ・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣 ・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 引火性の高い液体/蒸気吸入すると、生命に危険 皮膚に接触すると有毒 飲み込むと有害 重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 呼吸器への刺激のおそれ 発がんのおそれ 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・乾燥 ・冷所 ・食品や飼料から離しておく ・元の包装でのみ貯蔵 |
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包装 | |
・気密 |
ビス(クロロメチル)エーテル | ICSC: 0237 |
物理学的・化学的情報 | |
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物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
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化学式: (CH2Cl)2O |
暴露・健康への影響 | |
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曝露経路
短期曝露の影響
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吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
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許容濃度 |
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TLV: 0.001 ppm (TWA); A1(人における発がん性が確認されている物質). MAK: 発がん性カテゴリー: 1; |
環境 |
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注 |
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・曝露の程度によっては、定期検診を勧める ・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する ・したがって、安静と経過観察が不可欠である |
付加情報 | ||
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欧州分類 記号:T+; R:45-10-22-24-26; S:53-45; Note:E |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
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