ICSC 0059 - エチレングリコールモノブチルエーテル

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エチレングリコールモノブチルエーテル	ICSC: 0059 (8月 2003)
2-ブトキシエタノールモノブチルグリコールエーテルブチルオキシトール EGBE ブチルセロソルブ

CAS登録番号： 111-76-2

国連番号： 2810

EINECS番号： 203-905-0

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。 60℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。	裸火禁止。 60℃以上では、密閉系および換気。	水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。火災時：水を噴霧して容器類を冷却する。

ミストの発生を防ぐ！
	症状	予防	応急処置
吸入	咳。めまい。嗜眠。頭痛。吐き気。脱力感。	換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。
皮膚	吸収される可能性あり！皮膚の乾燥。他の症状については、｢吸入｣参照。	保護手袋。保護衣。	汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。
眼	充血。痛み。かすみ眼。	呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	腹痛。下痢。吐き気。嘔吐。他の症状については、｢吸入｣参照。	作業中は飲食、喫煙をしない。	口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲ませる。医療機関に連絡する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク・すべての発火源を取り除く・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める・残留分を多量の水で洗い流す	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：6.1; 国連包装等級(UN Packing Group)：III
貯蔵
・強酸化剤および食品や飼料から離しておく・冷所・暗所に保管
包装
・気密・食品や飼料と一緒に輸送してはならない

エチレングリコールモノブチルエーテル

ICSC: 0059

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観特徴的な臭気のある、無色の液体。物理的危険性化学的危険性爆発性過酸化物を生成することがある。強酸化剤と反応する。火災や爆発の危険を生じる。	化学式： C₆H₁₄O₂ / CH₃(CH₂)₂CH₂OCH₂CH₂OH 分子量： 118.2 ・沸点：171℃ ・融点：-75℃ ・比重(水＝1)：0.90 ・水への溶解度：混和する・蒸気圧：0.10 kPa (20℃) ・相対蒸気密度(空気＝1)：4.1 ・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.03 ・引火点：60℃ (c.c.) ・発火温度：238℃ ・爆発限界：1.1 ( 93°C) - 12.7 ( 135°C) vol％(空気中) ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：0.830

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。

物理的危険性

化学的危険性
爆発性過酸化物を生成することがある。強酸化剤と反応する。火災や爆発の危険を生じる。

化学式： C₆H₁₄O₂ / CH₃(CH₂)₂CH₂OCH₂CH₂OH
分子量： 118.2
・沸点：171℃
・融点：-75℃
・比重(水＝1)：0.90
・水への溶解度：混和する
・蒸気圧：0.10 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気＝1)：4.1
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.03
・引火点：60℃ (c.c.)
・発火温度：238℃
・爆発限界：1.1 ( 93°C) - 12.7 ( 135°C) vol％(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：0.830

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入、経皮および経口摂取。短期曝露の影響本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。中枢神経系、血管、腎臓および肝臓に影響を与えることがある。	吸入の危険性 20℃で気化すると空気が汚染されて、やや遅く有害濃度に達する。長期または反復曝露の影響皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入、経皮および経口摂取。

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。中枢神経系、血管、腎臓および肝臓に影響を与えることがある。

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、やや遅く有害濃度に達する。

長期または反復曝露の影響
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。

許容濃度
TLV: 20 ppm (TWA)； A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり；. EU-OEL: 98 mg/m³， 20 ppm (TWA)； 246 mg/m³， 50 ppm (STEL)； (皮膚)；. MAK: 49 mg/m³；10 ppm；ピーク曝露限度カテゴリー： I(2)；皮膚吸収 (H)；発がん性カテゴリー： 4；妊娠中のリスクグループ： C；

許容濃度

TLV: 20 ppm (TWA)； A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質); BEI (生物学的曝露指標)記載あり；.
EU-OEL: 98 mg/m³， 20 ppm (TWA)； 246 mg/m³， 50 ppm (STEL)； (皮膚)；.
MAK: 49 mg/m³；10 ppm；ピーク曝露限度カテゴリー： I(2)；皮膚吸収 (H)；発がん性カテゴリー： 4；妊娠中のリスクグループ： C；

環境

注
・蒸留前に過酸化物をチェックする；検出された場合は除去する

付加情報

欧州分類
記号：Xn; R：20/21/22-36/38; S：(2)-36/37-46