1944年の雇用(戦時より平時への過渡期)勧告(第71号)

正 式 名 : 戦時より平時への過渡期における雇用組織に関する勧告
(第26回総会で1944年5月12日採択。2017年の平和と強靱性のための雇用とディーセント・ワーク勧告(第205号)によって改正され、置き換えられた勧告)

勧告の主題別分類:雇用  勧告のテーマ:雇用政策、雇用促進

[ 概 要 ]
 第二次世界大戦後のILOの活動が検討され、戦後体制の基礎となったフィラデルフィア宣言が採択された1944年の総会では、速やかな平時への移行をめざし、複数の勧告が採択されているがそのうちの一つ。
 戦時から平時への過渡期において行われる雇用調整は特別の措置を必要とすることに鑑み、復員軍人その他の動員された労働者を労働市場に復帰させるための措置について具体的に規定する。求職者や雇用機会に関する情報収集、動員解除等の際に配慮すべき事項、産業的動員解除や職業転換は労使団体と協力して企画すべきこと、職業紹介施設利用の奨励、公共職業指導施設の提供、訓練・再訓練計画の開発、産業立地や経済活動多角化についての政策立案、青少年に技能を獲得させる努力、男女機会平等、障害を有する労働者に対するリハビリテーション機会等の提供、労働者の能力の十分な活用といった11の原則に沿った措置が規定されている。
 採択から73年後に、危機の性格の変化を考慮に入れ、時代に合わせる形で雇用の役割に関する手引きを更新するものとして、2017年の平和と強靱性のための雇用とディーセント・ワーク勧告(第205号)によって改正され、置き換えられた。
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