広報動画:ILO

2020年:回顧と前進

 2020年も間もなく暮れようとしています。新型コロナウイルスの世界的大流行を始めとする世界中の様々な危機への対応を迫られた前代未聞の年に、人間を中心に据えた取り組みを念頭に、課題に取り組んできたILOの1年を振り返る動画を制作しました。

2020年12月23日発表・英語・2分35秒

 2020年にILOは、新たな理想を胸に、新しい100年に踏み出すことを心待ちにしていました。目標は明確に見えており、取り組みは議論の余地なく人間的なものとなるはずでした。ところが、そこで世界は変わりました。世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスの発生をパンデミック(世界的な大流行)と宣言しました。

 ガイ・ライダーILO事務局長も職員に宛てたメッセージで「皆さん、新型コロナウイルスの感染拡大によって、今は私たちILOでも一人ひとりにとって困難な日々になっています」と呼びかけて、業務をオンライン体制にシフトさせました。しかし、目標は変わらず見据えつつ、互いの安全を確保しました。政策に焦点を当て、革新を続けました。世界がコロナ禍と危機を通して進むべき道を見渡せる助けになるよう新型コロナウイルスの状況をモニタリングする6冊の資料、何百もの政策概説資料や地域別概説資料を発表し、40以上のオンラインイベントを世界規模や地域別で開催し、バーチャルなILOの戸口に世界を招き入れ、史上初のバーチャル形式で理事会を開催し、国連の創設75周年を祝賀し、初の「同一賃金国際デー」を迎え、全加盟国による「1999年の最悪の形態の児童労働条約(第182号)」の批准達成を目撃しました。

 アントニオ・グテーレス国連事務総長もおっしゃっているように、世界は国際連合を世界規模の課題に対する国際協力のための必要不可欠な場とみています。ガイ・ライダーILO事務局長は職員に宛てたメッセージの次の言葉で動画を締めくくっています。「より良い時は必ずやってきます。どこかの点で私たちはこのコロナ禍を抜け出ますが、その時点で皆後ろを振り返り、この機関を前と変わらず強く堅固で時代の要請にあったものに保てたか否か業績を測ることになるでしょう。皆様の努力に感謝します。健康に留意し、安全であり続けるよう気をつけて下さい」。