教育・訓練

技能と生涯学習の強化に向けてILOとUNICEFが覚書を締結

記者発表 | 2020/10/09

 ILOと国連児童基金(UNICEF)は若者の就業能力を高め、学校から仕事への円滑な移行を促進するような生涯学習アプローチを支援する協力関係強化を目的として2020年10月8日に技能開発に関する覚書を新たに締結しました。覚書は、様々な国に容易に適用でき、共同で実施できる一連の介入活動を提案しています。覚書に基づき、ILOが主導する「若者の働きがいのある人間らしい仕事国連グローバル・イニシアチブ(DJY)」とUNICEFが主導する世界的パートナーシップ「Generation Unlimited(無限の可能性を秘めた世代-GenU)」が接合され、それぞれに参加する多国間機関の連携が図られます。

 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標4は「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」ことを目指していますが、覚書はアジェンダの諸目標、とりわけ目標4を支持しています。

 バーチャル式典で覚書に署名したガイ・ライダーILO事務局長は、教育と技能の強化に向けたこのUNICEFとの新たなパートナーシップについて、「とりわけ新型コロナウイルス(COVID-19)を背景に、若者の雇用展望と学校から仕事への移行を改善する行動についての明確な共同公約」として歓迎し、覚書について、「2030アジェンダを支える生涯学習を促進する強力な連携関係に向けた青写真」と表現しました。UNICEFを代表して覚書に署名したヘンリエッタ・フォア事務局長は次のように語っています。「協力関係は必須であり、世界を創造し直すには非常に大切であることを私たちは知っています。教育と技能は私たちが大きな変化をもたらし得る分野です。一世代に一度の機会、つまり、科学技術を一足飛びに一つ一つの共同体の全ての子どもに届かせるような機会が存在していますが、これは私たちの世界でいまだに目にしたことのないような平等な地歩を築くことになるでしょう。これこそ、ILOとUNICEFが力強く協働できる分野です」。


 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。