イベント開催のお知らせ

新型コロナウイルスと仕事の世界ILOバーチャル・グローバルサミットを開催(2020年7月1~2&7~9日)

記者発表 | 2020/06/26

 ILOは7月に世界中数百万の労働者、企業の極度の脆弱性を露わにすることになった、新型コロナウイルス(COVID-19)の経済及び社会に対する影響に取り組む方法について、加盟国政労使が出席して話し合う最大規模のオンラインイベント「新型コロナウイルスと仕事の世界バーチャル・グローバルサミット」を開催します。ウイルス流行後の回復期における、仕事の世界のより良い立て直しの方法を検討する議論も行われる予定です。

 7月7~9日のグローバルイベントに先立ち、1~2日には五つの地域別イベント(1日-アラブ諸国、欧州・中央アジア、2日-アジア太平洋、アフリカ、米州)が開催されます。

 サミットでは、◇新たな環境下で生産的な完全雇用を促進する方法、◇ウイルスの世界的大流行によって露わになった仕事の世界の相当の脆弱性に対処するために必要なこと、◇特に支援や注意が必要な労働者群、◇貧困削減・撤廃を回復過程の中心目的に位置づける方法、◇国際社会が真の共通目的の下で団結し、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の達成に再び専念する方法などといった一連のテーマが取り上げられる予定です。サミットは加盟国政労使向けのイベントですが、議論の動画はサミットのウェブサイト上で公表されます。

 サミット開催に先立つ6月30日に、世界の労働市場に対する新型コロナウイルスの影響を分析する資料の最新版『ILO monitor 5th edition: COVID-19 and the world of work(新型コロナウイルスと仕事の世界ILOモニタリング第5版・英語)』が発表されます。


 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。