第335回ILO理事会

第335回ILO理事会:シルビア・エレナ・アルファロ・エスピノサ・ペルー大使を新議長に選出

記者発表 | 2019/03/19
アルファロ・エスピノサ理事会新議長(右)

 2019年3月14日に2週間の日程で開幕した第335回ILO理事会は、第333回理事会で2018~19年の議長として選出された在ジュネーブ国際機関ペルー政府常駐代表のクラウディオ・フリオ・デ・ラ・プエンテ・リベイロ大使がスペイン大使に任命されたため、その業績と優れた手腕に感謝の意を表した上で、18日に後任のシルビア・エレナ・アルファロ・エスピノサ大使を新たに今年6月までの残りの任期を務める議長として選出しました。

 今理事会は3月28日までの会期中に、今年6月の100周年記念ILO総会に関する取り決めを含む様々な事項を検討します。第108回となる2019年の総会では、仕事の未来世界委員会報告書『輝かしい未来と仕事』を巡る一連の議論やILOの長期戦略的方向性を定めることとなる100周年成果文書の検討などが予定されています。

 ガイ・ライダーILO事務局長は理事会の開会の挨拶で、創立100周年の公式開幕日であった1月22日に発表された世界委員会の報告書が幅広く好意的に受け止められたことに対する満足の意を表明し、「私たちのために仕事の未来が決められるのではなく、私たちが仕事の未来を構築しよう」と呼びかけました。


 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。