ＩＬＯは世界の社会保障の最新動向についてまとめた定期刊行物『World social protection report（世界社会的保護報告・英語）』の2014／15年版を来る６月３日に発表します。2010年に『世界社会保障報告』の題名で発表した創刊号の内容を更新した今回の報告書は、「景気回復、包摂的な発展、社会正義の構築」を副題に、世界190カ国以上の社会的保護の制度、適用状況、給付レベル、支出に関する情報を示しています。最も必要な時に十分な社会的保護が提供されているか否かに関する情報も含まれています。

　報告書電子版は報道解禁時間である６月３日（火）ＧＭＴ午前０時１分（日本時間同日午前９時１分）にＩＬＯのホームページ上で公表されます。６月２日（月）午前10時から、現在ＩＬＯ総会が開かれているジュネーブの国連欧州本部において、サンドラ・ポラスキーＩＬＯ副事務局長とイサベル・オルティスＩＬＯ社会的保護局長が出席して報告書の記者発表会が開かれます。

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　以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。