ヘルプデスクについて

ILOビジネスのためのヘルプデスクは企業の経営者及び、職員に、国際労働基準により良く整合した事業展開や、良好な労使関係を築いていただくための情報を一括して提供するサービスです。

多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言』と、『労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言』はILOの主要文書であり、社会政策や責任ある労働慣行についての企業向けガイダンスです。

『多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言』は、企業が社会の経済発展への積極的貢献を最大限に高められるよう、政府と企業に対して提言を行うものです。1998年に採択された『労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言』は、経済発展の度合いにかかわらず、世界中のあらゆる人に普遍的に適用される人権を守ることは、政労使の責務であると表明しています。

事業を展開する上で、国際労働基準の原則適用に関する具体的な質問については、E-mail  assistance@ilo.org 、電話(+41 22 799-6264)、fax (+41 22 799-6354)にて受け付けています。メールでは日本語でのお問い合わせも受け付けますので、ぜひご活用下さい。
*返答は英語になります。

この個別アシスタンスは無料で、部外秘として取り扱われます。このサービスは企業の経営者及び、職員、政府機関、労使団体、その他の関係機関にもご利用頂けます。お問い合わせ内容には、ILOの専門家チームが、ILOの規範文書、政策文書、ツールを活用してお答えします。ほとんどのお問い合わせに対しては一両日中にご返信致します。複雑なケースにおいては、それ以上の日数がかかる場合もあります。

ILOビジネスのためのヘルプデスクでは、特定の国の労働法や労使慣行についての情報は提供しておりません。特定の国に関する情報は、各国労働省、労使団体にお問い合わせください。

ILO条約、国際労働基準と国内労働法との関係、各国の批准状況についてはILO本部ウェブサイトの国際労働基準局のページをご参照下さい。