2023年9月18日
アジアにおける責任あるビジネス、人権そしてディーセント・ワーク
~人権と包摂的な成長の相乗効果を活かして~
目的
強じんで持続可能、かつ包摂的な経済成長と、「ディーセント・ワーク」(働きがいのある人間らしい仕事)の実現を含む人権尊重を促進すること―。今回の会合では、パートナーでもある各国参加者間で、この2つが互いに作用し合い相乗効果を生み出すことの共通認識を醸成することを目指します。また、それぞれの国の状況を捉え、各国の主体的な取り組みに焦点を当てながら、ディーセント・ワークの実現を含むさまざまな人権尊重の取り組みを後押しするために、各国固有の経験やアプローチも共有します。
日時
2023年9月18日インドネシア時間8:30-17:40(日本時間 10:30-19:40)
参加登録
https://ilo-org.zoom.us/webinar/register/WN_NoekKWtGQV2BK0gECQsV_g※このイベントは終了しました
主な内容
- 企業、産業、国家の各レベルでの国連や経済協力開発機構(OECD)、ILOの文書・枠組みに沿ったサプライチェーンにおける責任ある企業行動(RBC)とディーセント・ワーク促進の取り組みを紹介する
- 政府、労働者団体、使用者団体(政労使)やサプライチェーンに関係する人々との間の議論を促し、国際労働基準をはじめとする国際基準に基づいて協力を進め、共通の価値の浸透を図る
- アジアにおける責任あるビジネスとディーセント・ワークの実現、持続可能な経済成長を支援する上での技能開発および人的資本への投資が果たす役割について議論する
プログラム
※詳細なプログラムはこちらからご覧ください※録画記録(日本語音声、6時間19分)はこちらをご覧ください(外部サイトが開きます)
プログラム | 登壇者 ※投影資料の一部を公開しています。リンクをクリックしてご覧ください |
開会挨拶 | 保坂伸氏 経済産業省 アイルランガ・ハルタルト氏 インドネシア経済担当調整大臣府(ルーディ・サラフディン氏による代読) |
基調講演: 「持続可能な未来に貢献する人権と包摂的成長の相乗効果を如何に促すか」 | ピチャモン・イェオパントン氏 国連ビジネスと人権作業部会 ダン・リース ILO |
セッション1: 責任あるビジネスと労働慣行を通じた持続可能な成長の解放:G7及びアジア諸国のアプローチ | 吉田泰彦氏 経済産業省 リザール・ラーマン氏 バングラデシュ労働雇用省 カーステン・シュテンダー氏 ドイツ連邦労働・社会省 ウクリシュ・カンチャナケトゥ氏 タイ経営者連盟 (ECOT) アラン・サブロン・モンターニョ氏 フィリピン自由労働者連盟(FFW) ギータ・ローランス ILO(ファシリテーター) |
政労使三者クローズド・セッション | |
セッション2: 人権、ディーセント・ワーク、包摂的な成長の相乗効果に貢献する技能開発 | 坂本明子 ILO マット・ダウニング氏 在インドネシア・東ティモール英国大使館 エリー・ロシータ・シラバン氏 インドネシア全労働組合同盟(KSBSI) ロバート・マロニージャ氏 フィリピン経営者連盟 (ECOP) ユヌス・トリヨンゴ氏 ブリヂストンタイヤ インドネシア エリック・ローダー ILO(ファシリテーター) |
セッション3: 責任ある企業行動:企業レベルでのイニシアチブ | 田中晋氏 日本貿易振興機構(ジェトロ) チャド・サリタン氏 在ベトナム米国大使館 チア・ソぺアク氏 カンボジア労働総連合(CLC) ミラ・ハナルタニ氏 インドネシア経営者協会(APINDO) 木下由香子氏 パナソニックホールディングス株式会社 小野佳彦氏 全国社会保険労務士会連合会 小林有紀 ILO(ファシリテーター) |
閉会挨拶 |