児童労働反対世界デー2016

サプライチェーンから児童労働をなくす- 
              みんなで考える 防止への取り組み


2016
年の児童労働反対世界デーでテーマとして取り上げるのは、サプライチェーンにおける児童労働です。サプライチェーンとは、製品の生産から出荷に至るまでの作業の流れです。グローバル化に伴って、サプライチェーンはますます複雑化し、世界中の労働者、小規模生産者、企業など、あらゆる関係者に影響を及ぼす問題です。ほとんどの児童労働は国内市場のための生産現場で起こっていますが、中には輸出される商品やサービスの生産現場で働く子どももいます。

 

世界にはいまだに16800万人の子どもたちが児童労働をしています。農業や製造部門、サービス、建設業に至るすべてのサプライチェーンには、児童労働を使ってしまう危険性があります。そのため企業は、自らのサプライチェーンで児童労働を使わないよう注視する必要があります。そうしなければ企業の評判が損なわれたり、ビジネスに深刻な影響が与えられる危険性があります。

 

児童労働は、主に農村部やインフォーマル経済で発生しています。そこは、通常労働組合や使用者団体の組織力が弱い、あるいは全く存在しない、労働監督の目が届かない地域である可能性があります。この事実はサプライチェーンにおける児童労働にも当てはまります。小さな工場や家での作業は、サプライチェーンを展開する企業のトップからは、気付かれていないことがあります。教育制度が十分でなければ、その危険性が高まるため、各国はこの問題に取り組むため努力を重ねなければなりません。

 

今年の児童労働反対世界デーは、サプライチェーンから児童労働をなくすためにできる事について考える日です。この呼びかけに、あなたも参加してみませんか。

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