ILOの活動分野

新型コロナウイルスと仕事の世界-2020年発表資料

 仕事の世界は世界的なウイルスの大流行の深刻な影響を受けています。公衆衛生に対する脅威に加え、経済や社会の混乱は数百万の人々の長期的な生計と安寧を脅かしています。ILOと加盟国政労使は、この大流行の勃発に打ち勝ち、個人の安全並びに事業及び仕事の持続可能性を確保する上で決定的に重要な役割を演じることでしょう。

2020年発表資料

  1. 広報動画

    2020年:回顧と前進  

    2020年12月23日

     2020年も間もなく暮れようとしています。新型コロナウイルスの世界的大流行を始めとする世界中の様々な危機への対応を迫られた前代未聞の年に、人間を中心に据えた取り組みを念頭に、課題に取り組んできたILOの1年を振り返る動画を制作しました。

  2. © KB Mpofu / ILO 2020

    記者発表

    ILO等新刊-新型コロナウイルスは紛争経験国の平和構築にとっての脅威  

    2020年12月17日

     人道機関及び開発機関は新型コロナウイルス危機対応プログラムを用いて紛争経験国における強靱性と平和を促進し、社会のより良い立て直しを手助けすべきとILOがWHOなどと共同でまとめた刊行物は説いています。

  3. © Santiago Sito 2020

    記者発表

    ILO定期刊行物『中南米・カリブの労働概観』最新2020年版:高い失業率、非労働力率、不安定雇用の痕跡を中南米・カリブに残した新型コロナウイルス  

    2020年12月17日

     ILO中南米・カリブ総局の年次刊行物『Panorama laboral 2020: América Latina y el Caribe(中南米・カリブの労働概観2020年版・西語)』は、この地域では今年、約3,000万人が職を失い、2,300万人が機会の欠如から労働市場を去り、集中治療状態の雇用の指標は2021年にさらに悪化する可能性があるとの見通しを示しています。

  4. © ILO 2020

    記者発表

    新型コロナウイルスが引き起こしたアジア太平洋の労働市場における混乱によって失われた雇用は8,100万人分  

    2020年12月15日

     コロナ禍はアジア太平洋地域において労働時間の大幅減、雇用成長の反転を引き起こし、数百万人を働く貧困層に転落させています。

  5. 広報動画

    より健全でより環境に優しいグリーンな回復をジャンプスタート  

    2020年12月11日

     各国政府が新型コロナウイルスの世界的大流行への対応を図る中、公衆衛生と環境の複層的なつながりが明らかになってきました。環境と保健の両分野で達成された歩みの維持はしたがって、ウイルスの世界的大流行と気候関連危機の今後の発生を予防する助けになり得ます。

  6. ポッドキャスト

    世界の後発開発途上国の仕事と生計手段に対する新型コロナウイルスの世界的大流行の影響 

    2020年12月11日

     このポッドキャストでは、ILO雇用政策局雇用・経済分析ユニットのアウレリオ・パリソット・ユニット長に、先般発表された政策概説資料『COVID-19 - Tackling the jobs crisis in the Least Developed Countries(新型コロナウイルス-後発開発途上国における雇用危機への取り組み・英語)』について尋ねました。

  7. © Jérémy Stenuit 2021

    統計局ブログ記事

    世界中で食品価格の上昇を引き起こしている新型コロナウイルス  

    2020年12月9日

     新型コロナウイルスによる各種の制限は消費者の支出パターンを変化させました。地域封鎖措置はとりわけ、一定の商品の需給、したがってその価格に影響を与えました。

  8. © Cai Yang / Xinhua via AFP 2020

    記者発表

    船員の新型コロナウイルス危機に関する緊急の行動をILO理事会が呼びかけ  

    2020年12月8日

     採択された決議は、新型コロナウイルスの世界的大流行に対して課された制限の結果として、最大17カ月以上も海上に閉じ込められている数十万人の船員の悲惨な状況に対処することを目指しています。

  9. 統計局ブログ記事

    経済・社会開発のための国際ボランティア・デー:ボランティア活動に対する関心が新たに高まった2020年3~4月  

    2020年12月4日

     平時でも毎年10億人のボランティアが自分の時間とエネルギーを使って他者に無償の支援を提供しています。新型コロナウイルスの世界的な大流行はボランティア活動をさらに一層世界中で増やすことになったでしょうか。

  10. © ILO 2020

    記者発表

    国際障害者デー:障害に紫のスポットライトを当てるパープル・ライトアップキャンペーンにILOも参加  

    2020年12月3日

     ILOは国際障害者デーである12月3日に、新型コロナウイルスの世界的大流行への対応において障害者を優先対象の一つとすることを各国に呼びかける6大陸にわたる1日がかりのオンライン・イベントに参加します。

  11. 記者発表

    ジュネーブの国際・開発研究大学院が仕事の未来等について語り合うオンライン公開プラットフォームを開設  

    2020年12月2日

     ジュネーブにある国際・開発研究大学院はこの度、仕事の未来の課題に対する対処策を集団で考えるため、新たにオンライン討議の場となる公開プラットフォームを開設することとしました。

  12. © ILO 2020

    記者発表

    世界賃金報告最新版:賃金を押し下げる新型コロナウイルス  

    2020年12月2日

     本日発表された隔年刊行の定期刊行物『Global wage report(世界賃金報告)』2020/21年版は、新型コロナウイルスの世界的大流行の結果として世界的に月額賃金の低下または伸びの鈍化が見られるだけでなく、ウイルスの流行以前から世界全体で2億人以上の労働者が最低賃金を下回る賃金しか受け取っていなかったことを示しています。

  13. 広報動画

    最低賃金は新型コロナウイルスからの人間を中心に据えた回復のカギを握る  

    2020年12月2日

     ILOの新刊書『世界賃金報告2020/21年版』は、世界中の実質賃金の推移を分析し、他では得られない世界全体及び地域別の賃金動向の全体像を示しています。そして、十分な最低賃金は人間を中心に据えた新型コロナウイルスからの回復、そしてその後におけるカギを握っていることを示しています。

  14. 広報動画

    新型コロナウイルスの時代における世界の賃金  

    2020年12月2日

     ILOの新刊書は、新型コロナウイルスによって世界的に賃金動向に大きな下方圧力がかかっていることを示しています。危機の打撃を特に受けているのは女性と低賃金労働者の賃金です。

  15. © Diomari Madulara 2021

    広報記事

    ココナッツと熱意と環境変化と  

    2020年12月1日

     ILOの「経済開発と和解を通じた地元エンパワーメント(LEED+)プロジェクト」はスリランカで民間セクターと地元コミュニティーと協働し、農業や園芸で幅広く用いられているココチップを相互に利益を生むビジネスになるよう育んでいます。

  16. © ILO 2020

    記者発表

    ILOビジネスと障害グローバル・ネットワーク宣言:新型コロナウイルス対応において望まれる障害者の優先  

    2020年11月30日

     ILOの「ビジネスと障害グローバル・ネットワーク」は、11月30日に2020年の年次会合をバーチャル形式で開催し、新型コロナウイルスの世界的な大流行への対応においては障害者を優先すべきとの宣言を発表しました。

  17. © Marcin Jozwiak 2020

    統計局ブログ記事

    新型コロナウイルスの副産物:労働力から閉め出される働く母親たち  

    2020年11月27日

     この不確実な時代に子どものいる人々が切に見出したいと試みているのは機能し得るバランスです。平常時でさえ、仕事と家庭のバランスは簡単には達成できませんでした。この課題はとりわけ女性にとっては新しいものではありません。しかし、コロナ禍は問題にスタジアム級の光を当てており、この明るい光が解決策をも照らし出すことが待たれるところです。

  18. © ILO 2020

    記者発表

    新刊:新型コロナウイルス危機の中で企業が直面している最大の問題は資金繰り  

    2020年11月27日

     新型コロナウイルスの影響は中小企業に特に厳しいことが45カ国4,500社のグローバル調査から判明しました。

  19. 記者発表

    生計保護に向けたG20諸国の引き続きの公約をILOは歓迎  

    2020年11月22日

     G20リヤド首脳会合に参加したガイ・ライダーILO事務局長は、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行の長期的な損害を最小化するには、雇用の保護と創出、社会的保護、社会対話が必要不可欠と訴えました。

  20. 記者発表

    衣料品産業に対する新型コロナウイルスの影響が女性に与えている深刻な打撃を示す新着資料  

    2020年11月20日

     衣料品産業で働く人々に対する新型コロナウイルスの影響に光を当て、性差に対応した回復に向けた提案を示す概説資料を発表しました。

  21. 広報動画

    ILOバーチャル理事会の舞台裏  

    2020年11月20日

     初のバーチャル形式で開かれた2020年11月のILO理事会の舞台裏を関係者の証言を通じて紹介する広報動画も制作されています。会合は幅広い部局の革新的取り組み、創意工夫、骨身を惜しまぬ努力によって開催にこぎ着け、新技術がコミュニケーションと対話を可能にしました。舞台裏では幅広い部局が関与する複雑な後方支援業務が提供されました。事務局は政労使の三者による会議準備のための協議の円滑化を図り、65人の通訳を介して7カ国語の同時通訳が提供され、文書も7カ国語に翻訳されました。丸2週間の日程を経て、本会議では約20の案件が討議され、残りは2021年に先送りになりました。コロナ禍の中でもILOの効果的な統治が確保されたのです。

  22. 広報動画

    持続可能な企業を新型コロナウイルス感染症後の対応活動の一部に含む方法  

    2020年11月19日

     新型コロナウイルスの世界的大流行は、中小・零細企業に奥深く破壊的な影響を与えています。より強靱な経済を再建し、人間らしく働きがいのある生産的な就労機会を形成するには、政策策定に携わる人々は特に中小・零細企業の助けになる改革を導入する必要があるでしょう。

  23. 論説記事

    第340回ILO理事会閉幕  

    2020年11月17日

     ILO史上初のバーチャル形式開かれた第340回理事会は2020年11月14日に2週間の会期を終えて閉幕しました。理事会はコロナ禍に対するILOの対応などの事項について検討し、決定を下しました。

  24. 広報動画

    より良い仕事の未来のための基本権  

    2020年11月12日

     就労に関わる中核的な権利と原則は新型コロナウイルス危機からの回復において重要な役割を演じ、より良くより公平な仕事の世界を構築する助けになり得るとILOの新刊書は説いています。

  25. 記者発表

    ILO/ECLAC定期刊行物最新号:中南米・カリブにおける新型コロナウイルス危機からの労働市場の回復は遅れる見込み  

    2020年11月10日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行は、中南米・カリブ地域に、2020年第2四半期に4,700万人が仕事を失うといったように、この100年間で最大の景気後退をもたらしています。

  26. 広報動画

    今も新型コロナウイルス後もケア労働者への投資は決定的に重要  

    2020年11月5日

     新型コロナウイルスの世界的大流行を理由として在宅介護・施設介護部門は多くの国で深刻な課題に直面しています。危機の時代及びそれ以降にも強靱性と備えを確保するには、保健医療・ソーシャルケアの制度、労働力、人間らしく働きがいのある労働条件に対する持続可能な投資が必要です。

  27. 広報記事

    東チモールにおける雇用と生計手段への道  

    2020年11月2日

     学校や市場、病院に通じる道が整備されていないことは東チモールの共同体にとっての課題ですが、新型コロナウイルスの世界的大流行の中では特にそう言えます。農山漁村道路の復旧に向けたILOのイニシアチブは、この孤立を打破し、仕事を提供し、生計手段を向上させる手助けをしています。

  28. © KB Mpofu / ILO 2020

    記者発表

    新型コロナウイルスからのより良い立て直しを手助けし得る就労に関わる基本的な権利  

    2020年10月28日

     就労に関わる基本的な権利や原則は新型コロナウイルス危機からの回復を支え、より良いより公正な仕事の世界の再建を助ける上で決定的に重要な役割を演じることができると、ILOの新刊書は説いています。

  29. © Arya Dipa / Jakarta Post 2020

    共同論説

    社会的保護の土台を全ての人に確保することは私たちの連帯責任  

    2020年10月26日

     ガイ・ライダーILO事務局長、ミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官、オリビエ・デ・シュッター極度の貧困と人権に関する国連特別報告者は、将来の危機に対してより強靱となるようコロナ禍からより良く立ち直るには、現在支払う余裕がある人だけでなく、最貧困層や社会の最も縁辺に追いやられた人々も対象とするような全ての人のためのより良い社会的保護と国際連帯が必要と訴える共同論説を発表しました。

  30. 記者発表

    人の移動の統治に関する協力強化に向けてILOとIOMが協定を締結  

    2020年10月23日

     ILOと国際移住機関(IOM)は、移住に関する活動を強化し、加盟国政労使により多くの政策支援及び実務支援を提供できるよう人の移動の統治に関する協定を締結しました。

  31. 広報動画

    新型コロナウイルスの世界的大流行の中でいかに社会対話が違いをもたらしているか  

    2020年10月23日

     新型コロナウイルスの世界的大流行が社会や経済に与えている影響を緩和する緊急措置をまとめるに当たり、ほとんどのILO加盟国が全国的労使団体と政府によるピークレベル社会対話を幅広く活用していることがILOがまとめた調査研究から明らかになりました。この広報動画では著者チームの一員であるILOガバナンス・三者構成原則局のコンスタンティノス・パパダキス上級専門官が資料の内容を紹介しています。

  32. © Fahad Abdullah Kaizer/UN Women 2020

    記者発表

    新着資料:サプライチェーンを伝って波及する新型コロナウイルスの影響によって苦しめられているアジア太平洋の衣料品産業  

    2020年10月21日

     ILOがこの度発表した調査研究結果は、消費者需要の崩壊、政府の封鎖措置、原材料輸入の途絶が、アジア太平洋の衣料品産業に被害をもたらしている実情を明らかにしています。

  33. © ILO 2020

    記者発表

    ILO/OECD/グローバル・ディール新刊:新型コロナウイルス(COVID-19)の影響に取り組む上で決定的に重要な社会対話  

    2020年10月20日

     ILO等の新刊は、政労使の合意は新型コロナウイルスの世界的大流行の中で労働者、企業、経済を守る助けになると説いています。

  34. ILO事務局長声明

    信頼できるデータで世界をつなごう  

    2020年10月20日

     新型コロナウイルス危機は信頼のおけるデータがあることの重要性を強調することになったと、2020年の世界統計デー(10月20日)に際してガイ・ライダーILO事務局長は説いています。

  35. ブログ記事

    コロナ禍から得られた教訓:将来に向けたより良い性別データの構築  

    2020年10月20日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行は男女間を含む仕事の世界の不平等を露呈させただけでなく、この不平等の深さ、性質、推移についての理解を阻む性別データの不足をさらに強調することになったと、世界統計デーの2020年10月20日付のILO統計局職員による投稿記事は記しています。

  36. 記者発表

    世界経済の回復には新たな動力源が必要  

    2020年10月16日

     2020年10月12~18日の日程で開かれている世界銀行と国際通貨基金(IMF)の年次会合に向けて提出した声明で、ガイ・ライダーILO事務局長は、新型コロナウイルス(COVID-19)危機がもたらした高い水準の不平等と貧困に対する警鐘を鳴らし、社会的保護を全ての人に確保することが急務として、より良い、より迅速な立て直しに向けた掘り下げた構造変革を呼びかけました。

  37. © ILO 2020

    記者発表

    新型コロナウイルスに対するアジア太平洋地域の強靱性の障害となっている社会的保護における決定的に重要な格差  

    2020年10月15日

     この度発表された新刊書は、社会・経済の急速な発展にもかかわらず、アジア太平洋地域のほとんどで社会的保護制度は弱く穴だらけであることを明らかにしています。

  38. 広報動画

    新型コロナウイルスの中で鉱山労働者の安全と健康を守るチェックリストをILOが発表  

    2020年10月14日

     鉱業はグローバル・サプライチェーン(世界的な供給網)でも経済開発においても決定的に重要な役割を演じています。新型コロナウイルスの世界的大流行の中でこの産業を支えるため、ILOは鉱山労働者と鉱山を安全に保つための手引きに関するチェックリストを発表しました。

  39. 広報動画

    最前線の労働者として新型コロナウイルスにさらされている食品小売業者  

    2020年10月14日

     経済の生き残り、そして人々の食の安全保障と安全性を保障するには、食品小売業や食品雑貨販売店で働く人々の存在が不可欠になっています。現在必要不可欠と考えられているこれらの労働者は多くの場合、低賃金で社会保障給付も不十分な低技能労働者であり、労働集約的な産業で働いています。

  40. 記者発表

    脆弱なアラブ諸国で新型コロナウイルスの打撃を最も被っているのは弱い立場の労働者  

    2020年10月13日

     ILOアラブ総局が行ったヨルダン、レバノン、イラクといった脆弱なアラブ諸国における弱い立場の労働者及び企業に対する新型コロナウイルス(COVID-19)の影響の簡易評価からは、シリア難民と受入社会の両方における仕事と収入の激減が示され、危機に対処できる経済力が限られていることから、全ての労働者の生活・労働条件が悪化していることが明らかになりました。

  41. © Axel Fassio / CIFOR 2020

    ブログ記事

    より良い仕事の未来は緑の未来  

    2020年10月12日

     自然は、地球を守りつつ、雇用を創出し、経済を刺激する最善の機会の幾つかを提供することができると、最近発表されたILOと世界自然保護基金(WWF)の共同刊行物の共同編者らは説いています。

  42. © SIM USA 2020

    記者発表

    技能と生涯学習の強化に向けてILOとUNICEFが覚書を締結  

    2020年10月9日

     ILOとUNICEFは、若者の就業能力を高め、学校から仕事への移行を手助けすることを目的として協同体制を築くこととなりました。

  43. 広報動画

    新型コロナウイルスの中、職場のメンタルヘルスを守ろう  

    2020年10月9日

     世界メンタルヘルス・デー(10月10日)に際して制作された広報動画は新型コロナウイルスの世界的大流行は労働者の健康と福祉に心理社会的な新たな課題をもたらしていることを示し、問題に取り組む一助として、今年6月に発表されたILOのガイドの存在を紹介しています。

  44. 声明

    新型コロナウイルス後のより良い立て直しには教員のディーセント・ワークが必須  

    2020年10月5日

     2020年の世界教員の日(10月5日)に際して発表した動画メッセージで、ガイ・ライダーILO事務局長は、新型コロナウイルスの世界的大流行の中で教員が発揮してきた貴重なリーダーシップの役割を讃え、新型コロナウイルス後のより良い世界を確保するには教員をディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)で支える必要があると強調しています。

  45. © amslerPIX 2020

    記者発表

    ILO資料:新型コロナウイルス危機による中南米・カリブの失業者は3,400万人  

    2020年10月1日

     ILO中南米・カリブ総局からこの度発表された資料は、地域では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて雇用と所得が激減したものの、近い将来状況が改善し始めるであろうことを推測させる早期回復の兆候が見られると記しています。

  46. ブログ記事

    新型コロナウイルスからの環境に優しい回復の道を示す中南米・カリブ地域  

    2020年9月29日

     新型コロナウイルス後の仕事の世界を環境に優しいものに変えた場合、地球上で最も生物多様性が高い地域で数百万人の仕事を生み出す可能性があります。ただし、それが働きがいのある人間らしい仕事となるよう確保するには適正な政策の整備が必要です。

  47. 広報動画

    世界全体で3億人分に上る仕事を救うために求められる旅行・観光業の安全な再建  

    2020年9月25日

     旅行・観光業は新型コロナウイルスの世界的大流行の打撃を最も受けている産業の一つです。この産業は世界全体で約3億人の雇用の受け皿になっており、仕事を失い、事業が閉鎖される最も高いリスクに直面しているのは、女性、若者、非公式(インフォーマル)経済で働く人々です。9月27日の世界観光デーは、これほど多くの人々が生計を依存している旅行・観光業の仕事を救う方法など、この産業の未来を再考する機会を提示しています。

  48. 広報動画

    危機時に平和と社会の結束をもたらす助けになるディーセント・ワーク  

    2020年9月24日

     既に脆弱性や紛争、気候変動、避難を経験している国々は、新型コロナウイルスの世界的大流行によって多重の負担に直面し続けることでしょう。ILOは2020年9月28日に開いたイベントで、この危機に際して平和と社会の結束に雇用とディーセント・ワークがいかに寄与し得るかを検討しました。

  49. © ILO 2020

    記者発表

    世界中で大規模な勤労所得の減少をもたらしている新型コロナウイルス-ILOモニタリング資料第6版  

    2020年9月23日

     ILOがこの度発表した、仕事の世界に対する新型コロナウイルスの影響を分析した最新資料は、勤労所得の大規模な減少と、景気刺激のための財政力における国家間の違いが、より裕福な国とより貧しい国の不平等の拡大につながるおそれがあることを指摘しています。

  50. 記者発表

    同一賃金国際デー:新型コロナウイルスからの回復において賃金の衡平性を優先させよう  

    2020年9月18日

     初の同一賃金国際デーに際し、同一賃金国際連合(EPIC)は、新型コロナウイルスからの回復努力の中心に賃金の衡平性が存在するよう確保するために必要な措置を講じることを世界の指導者らに向けて呼びかけました。

  51. © ILO/E. Tuyay 2020

    記者発表

    ジェンダーの多様性はビジネスにとって良いことがILOのフィリピン調査から判明  

    2020年9月18日

     ILOとオーストラリアの女性投資イニシアチブが共同で実施したフィリピンの国別調査は、ビジネスにおけるジェンダー(性差)の多様性の利益を認め、有能な女性を昇進の道により良く組み込み、推進するための提案を示しています。

  52. © Asian Development Bank 2020

    記者発表

    ILO新着資料:基本的な社会的保護を保障するために途上国が必要な投資額は1.2兆ドル  

    2020年9月17日

     ILOがこの度発表した新しい概説資料は、新型コロナウイルスによって拡大した社会的保護のギャップを縮小するには、追加財源が必要になろうと説いています。

  53. 広報動画

    患者の安全は保健医療従事者の安全から  

    2020年9月17日

     保健医療従事者の安全はその看護下にある患者の安全に影響を与えます。「患者の安全のための世界デー(9月17日)」に当たって発表した広報動画で、ILOは自らの健康を日々危険にさらしながら最前線で働く保健医療従事者を守るには、労働者としての権利と働きがいのある人間らしい労働条件の尊重が決定的に重要と訴えています。

  54. © G20 2020

    記者発表

    ILO等国際機関共同声明:船上に取り残されている船員の状況は人道危機  

    2020年9月15日

     ILO等複数の国際機関は、新型コロナウイルスによる制限措置で船上に取り残されている数十万人の船員を助ける措置を緊急に講じることを加盟国政府に呼びかける共同声明を発表しました。

  55. © G20 2020

    記者発表

    新型コロナウイルス危機からの包摂的で雇用に焦点を当てた回復に向けたG20諸国の労働・雇用大臣らの公約をILOは歓迎  

    2020年9月10日

     主要20カ国・地域(G20)の労働・雇用大臣会合から出された宣言が、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)、女性、若者に焦点を当てていることをガイ・ライダーILO事務局長は歓迎しています。

  56. © dpu-ucl 2020

    記者発表

    仕事のための気候行動諮問委員会初会合:新型コロナウイルス危機からの持続可能な回復を呼びかけ  

    2020年9月9日

     労働問題や環境問題を担当する大臣、労使団体リーダー、国連諸機関や開発銀行の代表からなる委員会は、気候変動に取り組みつつ、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を創出する「行動の10年のための同盟」を始動させました。

  57. 広報動画

    ILOが小規模事業の労働者を守る新型コロナウイルス感染防止チェックリストを作成  

    2020年9月9日

     ILOは中小企業が新型コロナウイルスのリスクを評価して労働者の安全と健康を守る措置を導入できるようチェックリストを作成しました。

  58. 記者発表

    新型コロナウイルスの影響を受けている衣料労働者を守るILOとドイツの事業計画が発進  

    2020年9月8日

     ドイツ連邦経済協力開発省はこの度、世界7カ国で新型コロナウイルスの影響を受けている衣料部門の労働者を支援するためにILOが複数援助国・機関の参加を募っている事業計画に1,450万ユーロ(約18億円)の任意資金協力を行うことを発表しました。

  59. 広報記事

    新型コロナウイルスの大流行の中での命と暮らしのためのきれいな水  

    2020年9月1日

     新型コロナウイルスの世界的大流行は感染防止のためのきれいな水の必要性を増大させましたが、僻地の脆弱な共同体における必要物資の入手をより困難にしました。日本政府の任意資金協力を得てフィリピンで進められているILOのプロジェクトは、より良い給水システムを構築すると同時に地元に雇用を提供しています。

  60. © ILO 2020

    記者発表

    船員を助け、乗組員の交代を容易にするシンガポール港の新たな措置をILOは歓迎  

    2020年9月1日

     新型コロナウイルスの封じ込め措置の影響を受けて、上陸できずに既に数カ月間海上に閉じ込められている船員が世界全体で最大30万人存在し、同じ数の交代要員が陸上で乗船を待っているとみられます。シンガポール港で9月1日から導入された新たな措置は、船と地元社会を守りつつ、乗組員の安全な交代を円滑化することが期待されます。

  61. 新着

    証言動画集「仕事の世界から:新型コロナウイルスについての私の物語」に証言を追加(英仏西語等・英語字幕付)  

    2020年8月30日

     証言動画集「仕事の世界から:新型コロナウイルスについての私の物語」のページに新たに15人分の動画が追加されました。世界各地の政府職員や事業主、必要不可欠業務に従事する人、在宅勤務中の人、職を失った人、仕事を始めたばかりの若者、ボランティア活動を始めた退職者など計50人以上が、ウイルスが仕事に与えた影響、自国の対応、この経験から学んだことを生の声で語る動画が掲載されています。ドイツやモロッコ、パラグアイの大臣は自国で実施されている各種支援策を紹介し、ホンジュラスやスペインの使用者団体トップは職業訓練や社会保障の重要性を強調し、アメリカの経済団体トップは全地球レベルの敵である新型コロナウイルスに全地球一丸となって立ち向かう必要性を説き、イタリアの大学院生は将来に対する不安を吐露しています。

  62. 広報動画

    宿泊・飲食業の安全な再開のためのILOチェックリストを発表  

    2020年8月28日

     多くの国が新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行との戦いにおける次の段階に移行し、宿泊・飲食業の再開を試みています。ILOはそこで、新型コロナウイルスの社会的・経済的影響を緩和しつつ、ウイルスの拡大を防止して企業、労働者、利用客が安全であり続けるための実用的かつ参加型のチェックリストをまとめました。

  63. 広報動画

    児童労働についてのコートジボワールのソニアさんのメッセージ  

    2020年8月28日

     ソニアさんは家庭の事情で学校を中退しましたが、ILOの支援の下、美容師になる訓練を受けました。

  64. © World Bank 2020

    ブログ記事

    次の日常の姿を見通すために振り返ってみる  

    2020年8月26日

     危機は変化をもたらしますが、過去の危機からどんな変化が現れるか予想することはできるでしょうか。

  65. 広報動画

    児童労働についてのブラジルのモニケさんのメッセージ  

    2020年8月26日

     14歳の時に性的、心身的な搾取を受けた子どもたちの中で生き残った数少ない1人であるブラジルのモニケさん(26歳)は、新型コロナウイルスの時代に子どもの搾取の危険性が高まっていることに注意を喚起し、手を差し伸べてあげるよう訴えています。

  66. © Michael Coghlan 2020

    記者発表

    新着資料:デジタル技術によって雇用支援サービスへのアクセスが改善  

    2020年8月26日

     新型コロナウイルスによって雇用に影響を受けた人々に対する支援の提供において、公共職業安定機関はますます科学技術を活用していることがこの度発表された資料から判明しました。

  67. 広報動画

    タイのホテル役員が新型コロナウイルスの世界的大流行の影響を語る  

    2020年8月25日

     2019年にタイを訪れた外国人観光客数は新記録の3,980万人に達しました。しかし、新型コロナウイルスによって2020年の観光客数は8割減を記録しています。

  68. 広報動画

    現代の世界に奴隷制度の居場所はないと説くホアキン・フリエル氏  

    2020年8月24日

     8月23日の「奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー」に合わせて寄せたメッセージで、アルゼンチンの俳優ホアキン・フリエル氏は新型コロナウイルスの影響で強制労働が増える可能性を指摘し、「1930年の強制労働条約の2014年の議定書」の批准促進キャンペーンである「自由のための50カ国キャンペーン」への参加を呼びかけています。

  69. © ILO STAT 2020

    統計局ブログ記事

    教育は報われるが辛抱が必要  

    2020年8月24日

     コロナ禍は教育の再考、再編成を促しています。教育到達度が高い労働者は仕事が得られるようになれば、すぐに質の高い仕事が見つかると期待しているかもしれませんが、その期待は正しいでしょうか。

  70. © UN Women/Ploy Phutpheng 2020

    ブログ記事

    男女平等を新型コロナウイルス後の景気回復の中心に  

    2020年8月20日

     新型コロナウイルスの世界的大流行は女性労働者に不均衡に大きな影響を与えています。政府は女性の仕事に対する新型コロナウイルス危機の影響を相殺する政策を優先させるべきです。

  71. 広報動画

    児童労働についてのウガンダのモリーさんのメッセージ  

    2020年8月20日

     元児童労働者のモリーさん(27歳)は、児童労働に対する新型コロナウイルスの影響を説き、世界中の指導者に向けて行動を起こすことを訴えています。

  72. 広報動画

    児童労働についてのヨルダンのユシフ君のメッセージ  

    2020年8月18日

     家族を支えるために早くから働き始めたユシフ君(16歳)は、e-ラーニングを利用できずに新型コロナウイルスのせいで学習の機会を失いました。世界の指導者らに向けて児童労働撤廃に向けた行動を求めるユシフ君の訴えを聞いて下さい。

  73. ブログ記事

    メキシコのコーヒー農園で新型コロナウイルスが光を当てた公正な人材募集・斡旋の必要性  

    2020年8月17日

     メキシコとグアテマラの国境地帯の農家と労働者は昔から非公式な越境移民労働に頼ってきました。しかし、この慣行は搾取と虐待に道を開く上、新型コロナウイルスの時代には安全・健康面のリスクも増大させています。ILOは現在、より公正でより安全な人材募集・斡旋慣行を促進するプロジェクトを地元の組織と協力して展開しています。

  74. 広報動画

    効果的なテレワーク実践方法  

    2020年8月14日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行を契機として急増したテレワークですが、ウイルスの流行が収束してからもこの傾向は続くであろうと予見するジョン・メッセンジャーILO労働条件上級専門官は次のように語って新たに作成した効果的なテレワーク実践方法に関するガイドを紹介しています。

  75. 広報記事

    ベトナムにおける企業の生き残りと強靱さのカギを握るのは社会対話  

    2020年8月13日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行はベトナムの衣料品・履き物・ハンドバック産業に深刻な影響を与え、就業者のほぼ4人に1人が職を失っています。ILOは同国で国内のパートナーが企業内で社会対話を育み、最も脆弱な労働者の保護を確保するよう支援を提供しています。

  76. 広報動画

    最悪の形態の児童労働に終止符を打つことを全世界が公約  

    2020年8月7日

     2020年8月4日、トンガの批准によって「1999年の最悪の形態の児童労働条約(第182号)」のILO全187加盟国による批准が達成されました。これは世界中の子どもを守るというILOのすべての加盟国による地球規模の公約を反映しています。新型コロナウイルスが20年間の歩みを無にする脅威が存在する中、条約の実施がかつてないほど求められています。

  77. 広報動画

    より良い日常の構築を手助けできる先住民  

    2020年8月7日

     8月9日は「世界の先住民の国際デー」です。新型コロナウイルス(COVID-19)危機は先住民に深刻な打撃を与えています。先住民の権利を尊重し、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)への機会を確保する、より良い日常の構築において先住民は大切なパートナーです。ILOは新型コロナウイルスに対する先住民・種族民の脆弱性を分析し、新型コロナウイルス対応の一環としてそのディーセント・ワークと社会的保護への機会を確保する緊急かつ継続的な行動を示す概説資料を発表しました。

  78. 広報動画

    縫製作業によって命を救い、新型コロナウイルスと戦うモーリタニアの仕立て職人  

    2020年7月28日

     マリにおける暴力の激化によってモーリタニアには多数の難民が流入しています。同国南東部のバシクヌ町にあるムベラ難民キャンプで、ILOは日本の外務省からも任意資金協力を受けて、マリ難民と受入共同体の両方の若者の雇用機会を促進するプロジェクトを実施しています。今、この町の仕立て職人は、ILOの支援を受けて、新型コロナウイルスの感染拡大予防用の製品を作ることによって事業を継続できています。

  79. © Nenad Stojkovic 2020

    ブログ記事

    「より良い日常」は職場における暴力とハラスメントに対する取り組みを意味しなくてはならない  

    2020年7月27日

     新型コロナウイルス危機の中で仕事に関連した暴力やハラスメントが増えているように見えます。ILOの新刊書はこの発現や原因に取り組む方法を検討しています。「より良い日常」を構築しようと思うならばこの取り組みは必須になることでしょう。

  80. 広報動画

    新型コロナウイルスと仕事の世界グローバルサミット・ハイライト  

    2020年7月22日

     ILOは2020年7月1~2日と7~9日に、仕事の世界に対する新型コロナウイルスの影響に対処し、ウイルスの世界的大流行が去った後により良い仕事の未来を構築する方法に関して話し合うため、政労使代表が参加するILO史上最大規模のオンラインサミットを開催しました。

  81. © Prakash MATHEMA / AFP 2020

    ブログ記事

    先住民を包摂した新型コロナウイルス対応を  

    2020年7月20日

     新型コロナウイルスの大流行はネパールで既に疎外されてきた人々に大きな影響を与えています。

  82. © Ploy Phutpheng / UN Women 2020

    共同論説

    平等を中心に据えてより良い立て直しを  

    2020年7月16日

     ガイ・ライダーILO事務局長、アリシア・バルセナ国際連合ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)事務局長、タチアナ・ヴァロヴァヤ国際連合欧州本部(UNOG)事務局長は、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行からの回復期には平等と環境の持続可能性を中心に据えるよう訴えています。

  83. 事務局長演説

    2020年の持続可能な開発に関する国連ハイレベル政治フォーラムのサイドイベントに向けたガイ・ライダーILO事務局長の演説動画  

    2020年7月15日

     2020年の持続可能な開発に関する国連のハイレベル政治フォーラム(7月7~16日)では、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な大流行に照らし合わせて持続可能な開発目標(SDGs)の達成状況について話し合いが行われました。ガイ・ライダーILO事務局長は、フォーラムの枠内で開かれたグリーン経済と社会的保護に関するサイドイベントにオンライン動画で参加し、新型コロナウイルス対応におけるその重要性を強調しました。

  84. ブログ記事

    新型コロナウイルスによる都市封鎖下のバグダッドにおける私の最初の100日間  

    2020年7月15日

     新型コロナウイルスが流行する中での初代ILO駐イラク調整官としてのバグダッドへの新たな赴任は、新たな働き方の工夫、偏見の克服、治安対策など、大きな課題を伴いましたが、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)と社会正義の促進における歩みを止める障害にはなりませんでした。

  85. 記者発表

    新型コロナウイルス後のより良い仕事の世界の形成に向けた公約が築かれたILOグローバルサミット  

    2020年7月13日

     世界中から集ったリーダーらは、新型コロナウイルスの世界的大流行後の仕事の世界が社会的保護の欠如や非公式経済、不平等、気候変動など、ウイルスの発生によって露わになった脆弱性に取り組むことを確保する戦略について話し合いました。

  86. © ILO 2020

    記者発表

    新型コロナウイルスに関連した船員の権利に関する合意をILOも歓迎  

    2020年7月9日

     新型コロナウイルスの世界的大流行によって何十万人もの船員が海上に置き去りにされている中、船員を保護されるべき基幹労働者として認める国際的な合意が達成されました。

  87. 記者発表

    地域イベントを踏まえて新型コロナウイルスと仕事の世界に関するグローバル討議を来週開催  

    2020年7月3日

     ILOは「より良い仕事の未来の構築」をテーマに、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行が経済及び社会に及ぼしている影響とより良い仕事の未来を構築する方法について加盟国政労使が話し合うバーチャルサミットを開催しています。7月1~2日に開かれた五つの地域別イベント(アラブ諸国、欧州、アジア太平洋、アフリカ、米州)の討議を踏まえ、7~9日にはグローバルサミットが開催されます。

  88. ブログ記事

    ブラジルの廃品回収労働者が新型コロナウイルスから立ち直るのを手助けできる協同組合  

    2020年7月3日

     2020年の「協同組合の国際デー(7月第一土曜日、今年は7月4日)」には気候関連活動に焦点が当てられます。ブラジルの廃品回収労働者の協同組合は、新型コロナウイルスの世界的大流行が投げかけた課題に直面しつつ、協同組合が気候変動対策を手助けできる一例を示しています。

  89. © Sergiy1975 - Dreamstime.com 2020

    ブログ記事

    職場におけるメンタルヘルスについてオープンに話し合いましょう  

    2020年7月3日

     これほど多くの労働者が新型コロナウイルスの世界的大流行の精神的影響を受けている現状では、もはやメンタルヘルスの問題に触れることを禁忌とすることはできません。ILOは危機と変化の時代の労働者の福祉を守るため、仕事に関連した心理社会的リスクの管理に関する手引きをまとめ、職場の物理的環境整備から仕事量や職務内容の評価方法、暴力・ハラスメント対策、不当解雇から身を守る方法など、10の分野別に行動指針を示しています。

  90. © Jennifer A. Patterson / ILO 2020

    記者発表

    雇用危機が深まる中、不確実で不完全な労働市場の回復を警告するILO  

    2020年6月30日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の労働市場に対する影響に関するILOの最新分析は、仕事の世界に対する影響がこれまで予想されていたよりも深刻であることを見出しました。分析資料は三つのシナリオをもって2020年後半の見通しを予測しています。

  91. お知らせ

    新型コロナウイルスと仕事の世界ILOバーチャル・グローバルサミットを開催(2020年7月1~2&7~9日)  

    2020年6月26日

     ILOは加盟国政労使の参加を得て、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行が経済及び社会に及ぼしている影響について話し合うバーチャルサミットを7月に開催します。「より良い仕事の未来の構築」をテーマとするサミットでは、ウイルスの世界的大流行後の回復期に、より良い立て直しを図る枠組みとして「仕事の未来に向けたILO創設100周年記念宣言」を活用する可能性が検討されます。7~9日のグローバルサミットに先立ち、1~2日には五つの地域別イベント(1日-アラブ諸国、欧州、2日-アジア太平洋、アフリカ、米州)が開催されます。

  92. © S. Hadkar/Times of India/AFP 2020

    記者発表

    新型コロナウイルス下の移民の状況は「危機の中の危機」とILOが警告  

    2020年6月24日

     世界中で数百万人に上る移民労働者にも新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行は深刻な影響を与えています。取り残されている移民労働者を守り、帰国する人々の再統合を確保する政策が必要とILOは訴えています。

  93. © ian munroe 2020

    ブログ記事

    「いつも通りでないビジネス」:新型コロナウイルスが到来を早めた仕事の未来  

    2020年6月22日

     世界中で数百万の人々が新型コロナウイルスの世界的大流行を理由として遠隔勤務を行っています。この「いつも通りでないビジネス」が仕事の未来になるのでしょうか。

  94. © Sambrian Mbaabu / World Bank 2020

    記者発表

    国連政策概要:新型コロナウイルスと仕事の世界-新型コロナウイルスが引き起こしている雇用危機は前代未聞、ほぼ全ての労働者及び企業に及んでいる都市封鎖措置の影響  

    2020年6月19日

     ILOと共に作成した仕事の世界と新型コロナウイルス(COVID-19)に関する政策概要で、アントニオ・グテーレス国連事務総長は、危険な状態にある労働者や企業、仕事、収入の即時支援などを呼びかけています。

  95. © ILO 2020

    イベント

    新型コロナウイルス対応とコロナ危機回復を暴力とハラスメントから自由な、より良い日常に向けて導くバーチャル・ハイレベルイベント(英語)  

    2020年6月19日

     第108回ILO総会で2019年6月21日に採択された暴力及びハラスメント条約(第190号)と条約を補足する同名の勧告(第206号)の採択1周年を記念して開かれるこのイベントでは、総会でこの基準を巡る討議において決定的に重要な役割を演じた専門家やガイ・ライダー事務局長を始めとするILO職員などが参加し、今のこの新型コロナウイルスの世界的大流行の中で、この条約と勧告が持つ意味を検討します。第190号条約の批准及びこの基準の実施に関連した困難や学んだ教訓について、政労使代表が意見を交換する機会を提供するものでもあります。

  96. 広報記事

    インドネシアの漁業従事者がウイルスの流行から生き残り、人身取引に陥ることを防止する助けになるのは知識(英語)  

    2020年6月17日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の流行は漁業にも影響を与えています。漁業従事者は生計手段を失うだけでなく、人身取引の被害を受ける危険性も高まっています。ILOは複数の組織と連携し、より良い保護と被害防止に向けて啓発活動に取り組んでいます。

  97. © I. Bonham / ILO 2020

    記者発表

    新型コロナウイルスによって生計が脅かされている家事労働者は5,500万人以上  

    2020年6月16日

     2011年のILO総会で家事労働者条約(第189号)が採択された6月16日は国際家事労働者デーとされています。今年の国際デーに際して発表された資料は、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行によって家事労働者が直面している危険を明らかにしています。

  98. © A. Mirza / ILO 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルスが示す家事労働者に他の労働者と同じ権利と保護が必要な理由  

    2020年6月16日

     2020年の国際家事労働者デー(6月16日)にILOが開いた記念イベントの登壇者のひとりであるドミニカ共和国の家事労働者組合の書記長は、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行が家事労働者の暮らしに壊滅的な影響を与えていることを報告します。

  99. 広報動画

    新型コロナウイルスの感染拡大の中でヨルダンの農業部門を支援するILO  

    2020年6月15日

     ヨルダンにおける新型コロナウイルス(COVID-19)対応の一環として、ILOは自営農家及び労働委員会と協力して農業労働者の保護及び啓発活動に従事しています。

  100. 広報動画

    新型コロナウイルスと戦うための生産転換:モルドバからの報告  

    2020年6月15日

     モルドバ南部で小さな商いを行っているミハイ・バランさんは、ILOが通常予算補足勘定を通じて実施して若年者就業促進プロジェクトの受益者です。通常は装飾土産品を生産していますが、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行を受けて最前線の保健医療従事者向けのバイザー製造に生産をシフトしました。

  101. © Issouf Sanogo / AFP 2020

    記者発表

    ILO/UNICEF発表:新型コロナウイルスの影響によって児童労働に陥る子どもたちが数百万人増える可能性  

    2020年6月12日

     2020年の児童労働反対世界デー(6月12日)に際して発表された資料は、新型コロナウイルス(COVID-19)危機によって、これまで順調に減ってきていた児童労働者数が20年ぶりに増加に転じ、数百万人の子どもたちが児童労働に陥る危険に瀕していると記しています。

  102. © Arlington County 2020

    ブログ記事

    安全であり続けるカギを握るのは職場における手洗い  

    2020年6月11日

     世界の幾つかの地域では労働者が職場に戻り始めています。ILOの国際労働基準は安全であり続けるための貴重な手引きを示しています。

  103. © Italian government 2020

    記者発表

    世界海洋デーILOメッセージ:新型コロナウイルスのために船上に留められている15万人以上の船員の解放を  

    2020年6月8日

     世界海洋デーに際し、ILOは、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で船上に留められている15万~20万人の船員が安全に帰宅できるよう「基幹労働者」扱いすることを求めています。

  104. © Gabriel Kamener, Sown Together 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルスの世界的大流行の中に見える光明を捕らえよう  

    2020年6月5日

     諸国が封鎖制限の緩和に踏み切る中、今こそコロナ禍の中で起こった環境に対するプラスの影響を土台にすべき時と、世界環境デーに際し、ILOグリーン・ジョブ専門家は説いています。

  105. © N. Wicheanbut/Bangkok Post/AFP 2020

    ブログ記事

    障害者を含んだ、より良い「新たな日常」へ  

    2020年6月4日

     新型コロナウイルス(COVID-19)危機は障害者に特別の課題を提示していますが、コロナ後における経済・社会制度の改革は、より良い日常、そしてより包摂的な未来を構築する機会を提供しています。

  106. 見解

    新型コロナウイルス(COVID-19)危機からの回復に必要な政策(英語)  

    2020年5月29日

     新型コロナウイルス(COVID-19)危機は労働者にどんな機会とリスクをもたらし、ウイルスの世界的大流行からの回復に際してどんな政策が必要か。カトレーヌ・パスキエILO理事会労働者側副議長が見解を披露します。副議長はまた、デジタル労働の規制強化や、全ての人に社会正義とディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)が提供されるよう政労使の三者構成原則と社会対話の向上を求めています。

  107. © Wayne Grazio 2020

    記者発表

    ILOモニタリング資料第4版発表:新型コロナウイルスによって働かなくなった若者は6人に1人超  

    2020年5月27日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の労働市場に対する影響を分析したILOの最新資料は、若者に対する破滅的かつ不均等な影響を明らかにしています。職場復帰のための安全な環境作りに向けた措置の分析も行われています。

  108. ブログ記事

    スペイン風邪と新型コロナウイルス:仕事の世界への教訓は?  

    2020年5月27日

     1918年に突如発生したスペイン風邪は世界中で大幅な人口減を引き起こし、コロナ禍同様、最も貧しく、最も脆弱なコミュニティーにおけるものを中心に、雇用に大きな影響を与えました。

  109. © Scott Lewis 2020

    ブログ記事

    コロナ禍後の回復に高齢労働者の全面的な参加を確保する方法  

    2020年5月25日

     高齢労働者は企業にとっての貴重な資源ですが、危機や景気後退の後には仕事を失うリスクに直面する人が多いことが近年の歴史から示されています。

  110. © A. Lallican H. Lucas/AFP 2020

    記者発表

    新型コロナウイルスの世界的流行の中で安全かつ健康的な職場復帰のための手引きをILOが発表  

    2020年5月22日

     ILOはこの度、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行の中で安全で効果的な職場復帰条件を形成するための手引き文書を発表し、経済政策、社会政策、環境政策の中心に人々の権利を据える「人間中心の手法」を参考にした職場復帰政策の必要性を説いています。

  111. ブログ記事

    今はかつてないほど高まっている小規模事業の重要性  

    2020年5月21日

     新型コロナウイルス(COVID-19)は雇用と生計手段の重要な提供者である無数の小規模事業を世界中で破壊しています。その生き残りを図るためには、即時の所得ニーズを満たすと同時に、事業継続のための支援を提供する持続可能で適切な政策措置を策定すべき、とILOの中小企業専門家は説いています。

  112. © ILO 2020

    論説記事

    新型コロナウイルス危機の中でのILOの使用者支援:ILO使用者活動局長に聞く  

    2020年5月20日

     新型コロナウイルス(COVID-19)危機は、生き残り、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を提供し続けるという使用者や民間企業の願いにかつてないほどのプレッシャーをかけています。使用者・企業団体がサービスやツールを通じて会員企業を手助けし、企業の意見が意思決定者に代表されるよう確保するためにどのような活動を展開しているかをデボラ・フランス=マッサンILO使用者活動局長が説明します。

  113. 新着

    証言動画集「仕事の世界から:新型コロナウイルスについての私の物語」を新設(英仏西語等・英語字幕付)  

    2020年5月20日

     新型コロナウイルス(COVID-19)と仕事の世界ポータルサイト内に証言動画集のページが新設されました。世界各地の政府職員や事業主、必要不可欠業務に従事する人々、在宅勤務中の人や職を失った人、仕事を始めたばかりの若者、ボランティア活動を始めた退職者などが、ウイルスが仕事に与えた影響、自国の対応、この経験から学んだことを語る生の声が動画で掲載されています。インドのCEO(最高執行責任者)は不安解消策として従業員に将来展望を示すことの大切さを、マダガスカルの大臣はウイルスの拡散と同じくらいスピーディーに決定を行う必要性を、アラブ首長国で事業を立ち上げた若者は課題の多い時代だからこそ革新的に考えることの重要性を説いています。日本労働組合総連合会(連合)の郷野晶子参与(ILO理事)は、失業や労働時間削減などの影響がとりわけパートタイマーや派遣労働者といった非正規労働者に大きいことや、子どもの休校や介護施設の閉鎖などで仕事を休む必要が生じたことが労働者の減収につながっていることを指摘しています。

  114. © davida3 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルスとの戦いはHIVと共に暮らす3,700万の人々を忘れ去ることを意味してはならない  

    2020年5月19日

     世界が新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行に注意を集中させる中、HIV(エイズウイルス)/エイズ対策において過去30年間に世界中で達成された成果を失うようなことがあってはならないとILOの専門家は訴えています。

  115. © ILO 2020

    記者発表

    ILO/UN Women/EUが働く女性のより良い未来のために男女平等の適正化をG7諸国に呼びかけ  

    2020年5月14日

     新型コロナウイルス後の未来における女性の役割についてのハイレベル会合は、深く根ざす男女不平等との戦いを各国の危機対応策の一部とすべきことを求めています。

  116. © Ploy Phutpheng / UN Women 2020

    記者発表

    新着資料:将来的な危機予防策として途上国に社会的保護のギャップ解消を提案するILO  

    2020年5月14日

     ILOはこの度発表した概説資料で、強化された包括的な社会的保護制度は新型コロナウイルスのような危機の影響を軽減するだろうと説いています。

  117. © ILO 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルス(COVID-19)の時代に途上国で社会的保護の財源を確保する方法  

    2020年5月13日

     危機の時でもそれ以後でも途上国が全ての市民のための社会的保護の財源を確保することは可能であるとジャヤティ・ゴーシュ開発経済学者は説いています。

  118. © michael_swan 2020

    ブログ記事

    オンライン学習・技能研修への移行が示す前途有望な趨勢と悩ましい兆候  

    2020年5月12日

     数百万の人々が自宅に留まることを余儀なくされる中、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行はオンライン学習・訓練の爆発的な流行をもたらしました。これは機会である一方、課題も提示していることが示されています。

  119. © WSDOT 2020

    ブログ記事

    建設部門が主導する景気回復法  

    2020年5月11日

     労働集約的であり、他部門の労働者を比較的容易に吸収でき、影響が深刻な地域や町村に対象を絞ることができ、高い経済的波及効果がある建設業は、新型コロナウイルスの世界的大流行による衰退を被った経済をキックスタートするカギを握るかもしれません。ILO雇用政策局雇用集約型投資計画の専門官はこの投稿記事で、建設業のこの潜在力が発揮されるには、政府の迅速かつ適正な政策と事業計画が必要として、やり残されていたインフラ維持工事に焦点を当てた投資、労働集約型手法の採用、大規模プロジェクトとより小規模な農山漁村・社会インフラ投資の両立、国際労働基準の活用、グリーン基盤構造の優先、持続可能な開発目標を支える景気刺激策などを提案しています。

  120. © ILO 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルスが示す多国間主義がかつてないほどに求められている理由  

    2020年5月8日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行は持続可能な開発に対する多国間主義による取り組みの重要性を改めて強調すると共に様々な国民経済が相互に接続しているという現実を確認させることになりました。

  121. © ILO 2020

    記者発表

    感染か飢えか:新型コロナウイルスの世界的大流行の中、インフォーマル経済で働く人々が直面しているジレンマ  

    2020年5月7日

     ILOはこの度発表した概説資料で、新型コロナウイルスを理由とした都市封鎖が、世界全体で20億人を数える非公式(インフォーマル)経済で働く人々をますます貧しく、脆弱にする危険性を指摘し、即時の対応を呼びかけています。

  122. © Trocaire 2020

    論説記事

    新型コロナウイルス(COVID-19)の「二重の被害者」の救済  

    2020年5月4日

     ILO開発・投資部は「平和と強靱性のための仕事(JPR)」などの実地活動を通じて培った経験をもとに、低所得国における新型コロナウイルス対応において働く貧困層を支援する方法をまとめた概説資料を作成しました。塚本美都同部長は、この論説記事で、紛争や不安定な政治状況を抱える脆弱国への新型コロナウイルスの拡大は数百万人の脆弱な人々を二重の被害者と化す危険性があることに注意を喚起しています。

  123. インタビュー記事

    新型コロナウイルス(COVID-19)と労働者組織:シャラン・バロウ国際労働組合総連合(ITUC)書記長に聞く(英語)  

    2020年5月4日

     5月1日のメーデーに際し、ILO理事会の労働者側グループは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けている世界中の労働者に向けた連帯のメッセージを発表し、労働者の安全と健康の保護を基本的な権利として認めることなどを政府及び使用者に呼びかけました。シャラン・バロウITUC書記長は、ILO労働者活動局のインタビューに応じ、新型コロナウイルス危機対応に関連した労働組合運動の期待とニーズを説いています。

  124. 論説記事

    ニューノーマルを問う(英語)  

    2020年5月1日

     5月1日のメーデーに際しての投稿記事で、ガイ・ライダーILO事務局長は新型コロナウイルスの世界的な大流行は最も残酷な形で私たちの仕事の世界の異常なほどの不安定さと不正義を露わにしたとして、この不正義に取り組む、より良いノーマルの構築開始を提案しています。日本語抄訳は2日付で朝日新聞に掲載されています。

  125. © IMO 2020

    論説記事

    新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行の中で、貴重な業務を提供中の船員と漁船員  

    2020年4月30日

     新型コロナウイルスの世界的大流行による制限を理由として、現在、約9万人の船員が乗客のいないクルーズ船上に、時に給与も支払われずに留められており、商業船上でもほぼ同数の船員が当初予定よりもはるかに長い期間、船舶に留まることを強いられています。5月1日のメーデーを前に、ILO国際労働基準局長とILO部門別政策局長は、ウイルスの世界的大流行に際し、船員と漁船員を守る措置の実施を各国政府に呼びかけています。

  126. © ILOSTAT 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルス(COVID-19)と職場における安全と健康の新たな意味  

    2020年4月30日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な大流行の中、労働安全衛生の重要性は一層高まってきています。ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の中核的な側面である労働安全衛生はあまねく保障されるべきですが、残念ながらいまだに毎年あまりにも多くの労働災害が発生しています。

  127. © Kandukuru Nagarjun 2020

    記者発表

    雇用喪失が拡大する中、世界の就業者の半数近くが瀕している生計手段を失う危険  

    2020年4月29日

     新型コロナウイルスの世界的大流行が労働市場に与えている影響に関するILOの最新推計は、インフォーマル経済で働く人々と世界中で数億の企業に対する甚大な影響を明らかにしています。

  128. © Nathan Laine / Hans Lucas AFP 2020

    ブログ記事

    多くの労働者にメンタルヘルス問題を引き起こすかもしれない新型コロナウイルス危機  

    2020年4月28日

     「パンデミック(世界的な流行病)を食い止めよう」をテーマとした2020年の労働安全衛生世界デー(4月28日)に際し、ILOは複数の労働安全衛生専門家から当該テーマに関する特別寄稿を寄せてもらいました。その一つであるこの記事は、新型コロナウイルス危機が労働者のメンタルヘルス(精神衛生)問題を引き起こす可能性を指摘しています。

  129. © U.S. Pacific Fleet 2020

    記者発表

    今もそして封鎖緩和後も労働者を守るよう訴えるILO  

    2020年4月28日

     労働安全衛生世界デーに際し、ILOは職場に復帰する労働者を守る十分な措置がなかった場合、再び接触感染の波が押し寄せる危険性を警告しています。

  130. © Miguel Medina / AFP 2020

    記者発表

    お知らせ:新型コロナウイルスが世界の雇用、非公式経済、企業に与える影響に関する最新分析を明日発表  

    2020年4月28日

     ILOは新型コロナウイルス(COVID-19)の大発生が世界中の企業と労働者に与えている影響について、4月7日に発表した予測を更新する新たな分析結果を4月29日に発表します。

  131. キャンペーン

    労働安全衛生世界デー:2020年のテーマは「世界的流行病を食い止めよ:命を救う可能性がある労働安全衛生」  

    2020年4月28日

     世界中の政府、使用者、労働者、社会全体が直面している新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行との戦いという大きな課題を認め、2020年の労働安全衛生世界デーでは、新型コロナウイルスの世界的大流行を中心とする職場における感染症の発生に対する取り組みに焦点が当てられます。

  132. © Luis Robayo / AFP 2020

    記者発表

    新型コロナウイルス危機は社会的保護制度強化を促す警鐘  

    2020年4月24日

     ILO社会的保護局のまとめた新たな概況資料は、国民全てを対象とした効果的な保健・社会的保護制度が整備されている国は新型コロナウイルスが生計に対して提示している脅威から国民を守る、より良い機能が備わっていることを明らかにしています。

  133. © Vyacheslav Oseledko / AFP 2020

    記者発表

    G20労働雇用大臣会合:雇用災害の防止には新型コロナウイルス危機を打ち負かす地球規模の行動が必須と説くILO  

    2020年4月23日

     2020年4月23日に開かれた新型コロナウイルスに関する主要20カ国・地域(G20)の労働雇用大臣バーチャル特別会合に出席したガイ・ライダーILO事務局長は、低・中所得国におけるものを中心に、労働者を守り、企業を支えるもっと多くの行動が必要と訴えました。

  134. © Jean‐Pierre Pellissier / ILO 2020

    記者発表

    世界の衣料品産業に対するコロナウイルスの脅威に取り組む共同行動をILOは歓迎  

    2020年4月22日

     コロナウイルスの世界的大流行によって既に深刻な打撃を受けている衣料品産業の問題に取り組むため、使用者、労働者、小売業者、主要ブランドがILOの招集の下、国際的な作業グループを結成します。

  135. © Alain Pitton/NurPhoto via AFP 2020

    記者発表

    各種社会・経済部門のコロナウイルス対応概況資料を作成  

    2020年4月21日

     コロナウイルス危機はあらゆる社会・経済部門に甚大な影響を与えています。ILOは、ウイルスの世界的大流行が様々な産業部門の機能に与えている影響、影響緩和に向けた対応策を分析する一連の産業別概況資料を作成しました。

  136. © Ryan Brown / UN Women 2020

    記者発表

    人の連帯を土台としたコロナウイルス対応を:世界銀行/IMF春季会合向けILO声明  

    2020年4月17日

     ガイ・ライダーILO事務局長は、世界銀行と国際通貨基金(IMF)の春季会合に向けた声明で、人間を中心に据え、地球規模の連帯を土台とした4本柱のコロナウイルス危機政策対応策を提唱しました。

  137. ブログ記事

    新型コロナウイルスは労働統計の入手可能性と質を損なうだろうか  

    2020年4月16日

    ILO統計局は新型コロナウイルス(COVID-19)と労働統計に関するポータルサイトを開設し、労働市場に対するウイルスの影響に関するデータに加え、統計局向け手引きなどを発表しています。最近行われた調査結果をまとめたこの投稿記事は、各国統計局や労働省などの統計生成に携わる機関が、最低限のデータの質を維持し、継続性を確保することと、ウイルスの労働市場への影響を理解するための新たな需要への対応という二重の課題に直面している現状を紹介しています。

  138. © Ploy Phutpheng / UN Women 2020

    ブログ記事

    小規模企業が新型コロナウイルス(COVID-19)に持ちこたえる助けになり得る政策とは  

    2020年4月16日

     新型コロナウイルスの世界的大流行が経済に与えている破壊的な影響が広がり続ける中、多くの中小企業の存在が危機に瀕しています。数百万の雇用と共に中小企業が崩壊するのを食い止めるために必要な政策は三つの局面に分けて考えることができるとILOの専門家は説いています。

  139. © ILO 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルスによる景気下降の打撃は若者労働者に深刻となる恐れ  

    2020年4月15日

     新型コロナウイルス(COVID-19)による非常事態は、年齢、所得水準、所在国にかかわらず、世界中ほぼ全ての人に影響を与えていますが、危機がもたらす景気下降の打撃は若者に特に厳しくなる可能性が高いと考えられます。その理由を五つ挙げることができます。

  140. 広報動画

    スポーツにおいて優先されるべきは労働者の権利と人権(英語)  

    2020年4月14日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の影響は全ての人に及び、東京オリンピックのような大型スポーツイベントは延期になり、多くの人が失業や事業低迷、所得喪失の不安を抱えています。開発と平和のためのスポーツの国際デー(4月6日)に際して発したメッセージで、メアリー・ハーベイ・スポーツ人権センターCEOは、スポーツ界で国際労働基準や国際人権基準を擁護することを約し、この危機を機会として、チームワークを用いた解決策の探求に取り組むことをILO及び加盟国政労使に呼びかけています。

  141. 広報動画

    私たちはここに共にいる(英語)  

    2020年4月14日

     新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大が保健危機だけでなく、経済危機、社会危機として仕事の世界に大きな影響を及ぼす中、ワグネル・モウラILO強制労働親善大使は不平等の拡大に危惧を示し、この危機を機会として、世界中の労働者が安全な労働条件を享受できること、そしてもっと大切なこととして権利を尊重されることについて考え始めるべきではないかと問いかけています。

  142. © ILO / AFP 2020

    記者発表

    危機時に最も重要な労使の連帯:ILO新刊  

    2020年4月9日

     過去の危機が示しているように、コロナウイルスの影響に対処するには労使の協働が必要です。ILOの労使グループが共同でまとめた報告書はそう説いています。

  143. 記者発表

    仕事の世界とコロナウイルス:各国の対応  

    2020年4月9日

     コロナウイルスの大流行が世界中で被害を広げている中、ILOはこの流行病が経済と労働市場に与えている影響の軽減に向けて加盟国政労使がとっている活動のダイジェストを収録したデータベースを開発しました。

  144. © Kenzo Tribouillard / AFP 2020

    論説記事

    病院で自宅で容赦なく働かされる女性保健医療労働者  

    2020年4月7日

     介護などのケア施設で働く労働者も含む保健医療部門の労働者の7割以上を女性が占めています。新型コロナウイルスと最前線で戦う彼女たちは、ウイルスの流行によって長時間労働と自宅におけるケア労働の増加という二重の負担を担っています。

  145. © Luis ACOSTA / AFP 2020

    記者発表

    新型コロナウイルスに起因する壊滅的な規模の労働時間及び雇用の消失が発生-ILO資料  

    2020年4月7日

     新型コロナウイルスの大流行は世界中で労働時間と収入に破滅的な影響をもたらしています。ILOは新しい資料で最もダメージが大きな幾つかの産業部門と地域に光を当て、この危機を緩和する政策の概略を示しています。

  146. 記者発表

    コロナウイルスを理由としてILO年次総会の開催を2021年に延期  

    2020年4月6日

     世界中で課されている移動と人々の接触に対する厳しい制限、そして代表団と職員の安寧を確保する必要性からILOは2020年5~6月に予定されていた第109回総会の開催を2021年まで先延ばしすることを決定しました。

  147. 広報動画

    保健医療労働力に対する投資をスケールアップする必要性(英語)  

    2020年4月3日

     コロナウイルス危機が世界中で保健医療サービスを圧迫している中、ILO統計局から得られた新たなデータは以前より存在していた保健医療労働者不足に光を当てています。コロナウイルスのような世界的な流行病に打ち勝つには各国は保健医療労働力に対する投資をスケールアップする必要があります。既に持続可能な開発目標(SDGs)のターゲットの一つとして、国連加盟国は2030年までに全ての人に保健医療サービスを届けることに同意しているのです。

  148. ブログ記事

    新型コロナウイルス:保健医療労働者の数は十分?  

    2020年4月3日

     新型コロナウイルス危機が世界中で保健医療サービスを圧迫する中、ILOの統計データベースILOSTATのデータは保健医療労働者が既に不足していたことを示しています。

  149. 記者発表

    お知らせ:コロナウイルスの雇用に対する影響に関する最新推計を来週発表  

    2020年4月3日

     ILOは3月18日に発表した仮推計で、新型肺炎コロナウイルス(COVID-19)の影響によって失業者数が世界全体で最大2,470万人増加する可能性を指摘しましたが、来る4月7日(火)、最新のデータをもとに導かれたこの推計値の改訂版を発表します。

  150. © Hospital CLINIC 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルス危機の中で保健医療労働者を守る五つの方法  

    2020年4月1日

     新型コロナウイルスに対する世界的な戦いにおいて保健医療労働者と保健医療制度は決定的に重要な役割を演じています。ILOの保健医療部門専門官らは、それを支え、守る特別の措置として、次の五つのポイントを挙げています。1)保健医療労働者の安全性維持、2)精神衛生の保護、3)労働時間の監視、4)短期採用者や医療ボランティアの保護、5)より多くの保健医療労働者の採用と訓練。

  151. © ILO 2020

    記者発表

    コロナウイルス危機に際し、「尊厳と敬意」をもって船員の処遇を:海上の労働に関する条約の特別三者委員会が呼びかけ  

    2020年3月31日

     コロナウイルスの世界的大流行に際し、船員、船舶所有者、ILOの「海上の労働に関する条約」批准国政府で構成されている特別三者委員会は、委員長、副委員長の役員名で、船員を移動制限の適用除外とし、必需品やエネルギー、食料、医薬品の流れを途絶えさせないよう求める共同声明を発表しました。

  152. © Army Medicine 2020

    記者発表

    コロナウイルスの大流行に際し、ILOとUNICEFは企業の家族支援策を手助けする新指針を発表  

    2020年3月30日

     ILOと国連児童基金(UNICEF)がこの度発表した新たな指針は、コロナウイルスの世界的大流行に際し、勤労者世帯を支えるためにもっと多くの手立てを講じることを企業に呼びかけています。

  153. © Matt Ming 2020

    論説記事

    不平等を冷酷に浮き彫りにし、その深刻化を招く危険がある新型コロナウイルス  

    2020年3月30日

     ウイルス感染から生存、劇的な経済的結果への対処に至るまで、新型コロナウイルスの世界的大流行は、既に存在していた不平等を悪化させています。政策対応に際しては、支援を最も必要としている労働者や企業にそれが届くよう確保する必要があると、賃金不平等などの専門家であるパトリック・ベルザーILO上級経済専門官は説いています。

  154. 論説記事

    コロナウイルスによって露わになった私たちの経済の脆弱性  

    2020年3月27日

     コロナウイルスの大流行は医療の危機であるだけでなく、社会と経済の危機でもあります。そう指摘するガイ・ライダーILO事務局長は、効果的な対応のためにはこういった要素を全て考慮に入れ、調整を図った地球規模のやり方で提供する必要があること、そして最も脆弱な人々のニーズに応えなくてはならないと説いています。

  155. 記者発表

    コロナウイルス危機に対応する最初のグローバルな一歩としてG20の公約をILOは歓迎  

    2020年3月26日

     3月26日に開かれたコロナウイルス対応に関するG20バーチャル特別サミットは、健康、社会、経済に対するこの影響の克服に向けて、できることは何でも行うとの力強く明確な公約を発しました。サミットに参加したガイ・ライダーILO事務局長は、「真に地球規模の対応を構築する最初の重要な一歩」としてこれを歓迎しました。

  156. © Chassenet / BSIP via AFP 2020

    論説記事

    新型コロナウイルス:脆弱な集団を支えていない社会的保護  

    2020年3月25日

     各国政府は新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的大流行によって作り出された勢いを活用して、集団財源型で包括的な常設の社会的保護制度に向けた歩みを速めることをILO社会的保護局長は提案しています。

  157. © dronepicr 2020

    ブログ記事

    新型コロナウイルスによって縁辺に追いやられる不安定労働者  

    2020年3月20日

     あらゆる労働者が新型コロナウイルスの何らかの影響を受けていますが、不安定雇用や非標準的な就労形態の労働者は、有給休暇や失業保険、その他の決定的に重要な保護を受けられない場合も多いため、一層の打撃を被っています。

  158. © Johan Ordonez / AFP 2020

    記者発表

    コロナウイルスの影響で世界全体で約2,500万人が職を失う恐れ-ILO推計  

    2020年3月18日

     ILOはコロナウイルスが世界中の仕事の世界に与える影響の初期評価を発表しました。影響は非常に深刻で、数百万人の失業者、不完全就業者、働く貧困層の発生を招く可能性があります。ILOは調整を図り、断固とした即時の対応策を提案しています。