2019年6-10月 ILO駐日事務所インターンシップ修了者の声

Name:K
Career direction:International Development focusing on labour, migration and gender.
Internship period:June 2019 - October 2019 (Five months)


インターンシップを始めたきっかけ 


民間企業で労働・ジェンダーに関わるCSRに携わった後、大学院で経済移民の労働・ジェンダーについて学び、特にアフリカ地域における女性経済移民の労働とエンパワーメントについて研究をしました。その経緯から、労働CSRや経済移民の労働について国際的に活動しているILOの業務に強い関心を抱いていたところ、ILO駐日事務所のインターンシップ募集があり、且つ、業務内容の1つにTICAD7のILOサイドイベントのサポートであったことから、これまでの経験・研究分野にも深く関連した業務に携わることができると考えてインターンシップを始めました。

インターンシップでの業務


インターンシップの業務には広報・イベント運営・調査など様々なものがありますが、私がインターンシップをした時期は、TICAD7におけるILOサイドイベントをはじめ、アフリカの協同組合リーダーが日本の協同組合活動を学ぶ研修プログラム、第3回東京2020-ILO サステナビリティ・フォーラムと様々なイベントがあったことから、主にその準備・広報・運営にあたっていました。また、2019年は仕事の世界における暴力とハラスメントの撤廃に関する条約がILO総会で採択されたことから、日本国内でのセミナー等での認知活動にも携わり、条約内容や国内外におけるハラスメントの定義や法令についてのリサーチにもあたりました。

インターンシップを通して感じたこと

 
業務を通じて特に強く感じたことは、ILOにおける様々なイベントは、ポリシーアドボカシーとして政府・労働者・使用者それぞれが活発な議論をする場を提供し、且つ、それぞれが持つ知見を共有し合い、今後の政策提言に繋げる役割を持っているということでした。1つのイベントがイベントとして終わるのではなく、政府、労働者、使用者、様々な分野の方々の議論をもとにさらに次の活動や学びに繋がるという非常に興味深い面を見ることができました。加えて、インターンシップを通じて、そうしたポリシーアドボカシーにILO駐日事務所がいかに携わり、ILO本部や政府、労働者、使用者と連携して推し進めているのかを間近で感じることができました。こうした経験は、ILOの活動を直に知ることができただけでなく、その場に携わるにはどのような知見を持っておくべきなのかを考える非常に良い機会となったと感じています。

所感


ILO駐日事務所でインターンシップは、自分自身の研究分野・関心分野をさらに深める経験となり、それをもとに次のキャリアプランを考える非常に貴重な期間となりました。目指す仕事に何が求められているのかを知る媒体はもちろん多々ありますが、それを業務として携わっている方々と共に活動することが何よりも強くそれを学べるものだと思いました。それと同時に、このインターンシップを通じて得た、ILO駐日事務所の方々、同じ志を持ったインターンシップ同期の方々、そして業務を通じて繋がった方々、そうしたすべての方々との貴重なネットワークは、今後様々な形で非常に貴重なものになると感じています。

最後にこの場を借りて、5か月間、広報・イベント・調査に、インターンという身ながら非常に幅広く密に携わる貴重な機会をご提供いただいたILO駐日事務所の皆様に心より御礼申し上げます。