ILO-日本協同組合連携機構(JCA)共催公開セミナー : 仕事の未来×アフリカ×協同組合 (9/13)


国際労働機関(ILO)と日本生活協同組合連合会(日本生協連)は、2010年よりアフリカの協同組合リーダーが日本の協同組合活動を学ぶ研修プログラムを毎年実施し、2019年までにアフリカ16カ国から43名の協同組合関係者が当プログラムに参加しました。

ILO創設100周年の今年、当研修プログラムも開催10回目 を迎え、9月5日(木)~ 9月14日(土)の期間、ケニア、ナイジェリア、タンザニアの協同組合関係組織の代表者5名を対象に東京、埼玉、千葉、長野において研修を実施しましました。

このプログラムの一環として9月13日にILOとJCAの共催で、ILO本部協同組合専門官による基調講演、研修参加者によるそれぞれの協同組合と研修からの学びに関する発表で構成される公開セミナーを開催しました。今回の公開セミナーは第7回アフリカ開発会議(TICAD7)パートナー事業として開催され、アフリカの開発やビジネス、雇用創出において重要な役割を担う協同組合リーダーの生の声を聞く貴重な機会を提供しました。駐日ナイジェリア大使、ケニア、タンザニア、ウガンダ大使館代表や関係者を含め90人を超える人々が参加しました。

セミナーの報告書はこちらをご覧下さい。



【日時】      2019年9月13日(金)14:00~16:30 
【場所】        国連大学本部1Fアネックスホール (東京都渋谷区神宮前5-53-70) MAP
【主催】        国際労働機関(ILO)駐日事務所、日本協同組合連携機構(JCA)

<プログラム>
1. 開会挨拶: 本田英一 (JCA代表理事副会長・日本生協連会長)
2. 主催者挨拶: 田口晶子 (ILO駐日代表)
3. 基調講演【仕事の未来、協同組合・社会的連帯経済の動向】 ギー・チャミ (ILO協同組合ユニット 政策・調査専門官)
4. 研修プログラム説明: 天野晴元 (日本生協連国際部長)
5.【アフリカ各国の協同組合概況】(研修参加者による報告)
(1)  ジョアン・スーザン・アトゥウラ(女性)(ケニア)  ACCOSCA アフリカ貯蓄信用協同組合連合会 ・財政運営局長
(2)  ウルスラ・ブワリ・ギゼンベ(女性)(ケニア)     協同組合コンサルタント・保険代理機構 ・協同組合アドバイザー
(3)  オラディポ・オランレワジュ・ショブル(男性)(ナイジェリア) ラゴス地方自治体多目的協同組合 ・理事
(4)  ソモエ・イスメリ・ングヘ(女性)(タンザニア)  タネスコ貯蓄信用組合・会長
(5)  アウグスト・アーネスト・キマリオ(男性)(タンザニア)  キリマンジャロ乳製品協同合弁企業・コーディネーター
6. 質疑応答・意見交換