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2004 World Day for Safety and Health at Work emblem

仕事における安全・健康文化とは何か

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 「職場の安全文化は、人々が安全で健康的な仕事環境で高い品質と生産性を保持しながら働ける状況へと導く、あらゆる価値、態度、ルール、管理システム・慣行、参加原則及び作業行動によって構成されるものと理解できる。」仕事における安全と健康に関する決議が採択された2003年ILO総会の議題資料(パラグラフ119−122)では、このように説明されています。さらに、「100年以上を費やして安全文化を築いた先進国の経験によれば、安全のための諸原則の漸進的な統合と職場への反映が、労働災害および職業病の削減のための基礎的な必要条件である。」そして、実効ある安全文化を構築するためには、あらゆるレベルでの啓発・教育活動に始まり、労使さらには経済金融関係団体を含めての協議・合意形成、そして進捗状況と課題についての定期点検に至る、継続的なプロセスによるほかない」と述べています。このような「職場の安全文化」は、当フォーラムのテーマ「仕事における安全・健康文化」と同じ意味を持つと考えられます。

 日本にもさまざまな安全・健康文化の事例が見られます。たとえば、A社では、怪我や病気から身を守ることができる「安全人間10か条」を取り入れ、従業員の安全意識向上を図ってきました。B安全教育施設では、長年のトレーナー教育の中で「整理・整頓・清潔・清掃」を推進する4S運動を普及、発展させてきました。C研究所では、事業所における安全への日常の取組みに関するアンケート調査を管理者・責任者・作業者に対して行い、職場の安全文化を点検評価しています。また、ILOが普及に努めている労働安全衛生マネジメントシステム(ILO-OSH 2001)も、強固で持続性のある企業安全文化を構築するための効果的な方法です。

 皆さんの職場には、もっともっと多くの、そして個性ある安全・健康文化が築かれているのではないでしょうか。さまざまな実践事例に関する情報を共有し、また、安全文化のこれからのあり方などを話し合うことにより、お互いに有益なヒントを得ることができると思います。

 
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最終更新日:2004年4月26日 作成者:TT 責任者:TT