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2004 World Day for Safety and Health at Work emblem

2005年ILO総会議題

第288回ILO理事会(2003年11月)の決定事項(抜粋)

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第288回ILO理事会(2003年11月)の決定事項(抜粋)

(a) 第93回ILO総会の議題(2005年6月)

 理事会は以下の事項を第93回ILO総会の議題とすることを決定した。

 (@)仕事における安全と健康を推進するための枠組みを定める新しい文書

第288回ILO理事会議案

仕事における安全と健康を推進する枠組みを定める新しい文書

要  約

 本議案は、2003年ILO総会の一般討議の結論をフォローアップするものである。この結論は、産業安全保健の分野におけるILOの基準関連活動について統合的アプローチにより導かれた。総会では、世界戦略と行動計画についての結論を含む決議がコンセンサスにより採択され、そのなかで産業安全保健を推進するための枠組みを優先的に開発すべきであるとの考えが述べられている。そして理事会に対し、採択された結論を適切に考慮するよう促している。

 想定されている文書は、三者構成主義の文脈で政治的コミットメントを強化しながら、国家的課題における産業安全保健の優先的取り扱いを確保するためのものである。政治的コミットメントとは、産業安全保健システムの継続的改善を目指す国家戦略の発展を目的とする法制、支援・執行などの措置である。文書それ自体は、規範的であるより、むしろ推進的であるのがよい。そして、この文書は以下の2つの原則に基づくものとすべきである。

  • 予防的安全文化の実施
  • 産業安全保健マネージメントへのシステム・アプローチ

 また、次のことも合意されている。

 「実用的で建設的な文書により以下の事項を促進すること。

  • 労働者が安全で健康的な職場環境を持つ権利の擁護
  • 政府、雇用者、労働者それぞれの責任
  • 産業安全保健の三者構成主義による協議メカニズムの確立
  • 職場レベルでの危害要因・リスクの評価と管理の原則に基づく国家産業安全保健計画の策定と実行
  • 予防的安全・健康文化を強化する取組み
  • すべての関係するレベルにおける労働者の参加と代表

 さらに、新文書は、既存の文書にある条項との重複を避けるよう努めるとともに、産業安全保健に関する経験や好事例の共有を可能にするため、達成された成果や進歩に関する報告制度をもつべきである。

 これまでに結論が出ていない事項の一つに、文書を条約、勧告その他の形式のうちいずれとすべきかという問題がある。ILO理事会は現段階でこの問題を検討することもできるし、あるいは、もう少し後の段階でこの問題について決める方がより適切であると考えることも可能である。つまり、質問書等の今後の手続で、より明確な内容についての加盟国政労使の意見を参照しながらこの問題を決めることもできるのである。



最終更新日:2004年4月23日 作成者:TT 責任者:TT