ソマビアILO事務局長からのメッセージ
仕事における安全と健康のための世界の日
2004年4月28日
「仕事における安全と健康のための世界の日」にご参加いただき有難うございます。
みなさま、今日をあらためて行動を約束する日としましょう。職場での病気や怪我を防ぐために行動すること、働くことで人間らしい命と生活が保てるように行動することを約束しようではありませんか。
だからこそ、職場の安全文化の推進を産業安全保健世界戦略の一つの要としたのです。怪我や病気の予防によって、人間らしく生きることができ、ビジネスもうまくいき、経済も強くなることは分っています。
予防への取組みは、命の大切さを理解し、安全で健康的な職場を持つ権利を認めることから始まります。この目標に到達するまでに時間はかかります。でもそれを力強く主張していくことが必要です。重大な問題でありながら、ほとんど気づいていないというのは、到底、理解できません。受け入れることもできません。今日お集まりのみなさまは、今からそれを変えようとして集まってくださったのですから、感謝いたします。
さて、これからどうしていかなければならないのでしょうか。安全文化はパートナーシップと対話によって醸成されなければならない。そう私は信じています。政府、使用者、労働者が権利と責任と義務の枠組みの中で、共通の土台を見つけ、ともに安全で健康的な職場を築くのです。
働く世界の中で、これほど合意形成を達成しやすい分野はありません。連帯を広げていけば、政府、使用者、労働者は、インフォーマル経済で働く人々にも手を差し伸べ、広く一般社会とともに、あらゆる働く人々のための安全で健康的な仕事づくりを進めることができるのです。
この世界の日に参加いただいたあなたには、安全で健康的な仕事づくりに一役買っていただけることでしょう。
ILOは、あなたの活動を持てる限りの手段を使って支援します。提言、国際労働基準、技術協力そしてネットワーク、パートナーシップの推進力などを通じて。
みなさまのリーダーシップに、もう一度お礼を申し上げます。今日は、すべての人々にとって仕事が安全であるように、私たちが共同作業を続けることを誓います。 |