「仕事における安全と健康のための世界の日(4月28日)」を記念し、去る4月21日、東京のUNハウスにて「仕事における安全、健康、環境−国際協力が求められる諸課題」と題するILOフォーラムが開催されました。労働安全衛生について、特に国際協力に焦点をあてながら、環境・開発問題との関わりやジェンダーなど幅広い視点から議論が繰り広げられました。研究所、労働災害防止団体、企業、労働組合、NGO、そしてILOで安全、健康問題に携わってこられた講師、パネリストから具体的事例が紹介され、現実に即した提言が行われました。来場された100人を超える参加者の皆様には、中味の濃い議論に満足いただけたようです。参加者の胸には、世界中の働く現場で安全のシンボル色として使用されている黄と黒にいろどられたリボンが飾られました。
フォーラム冒頭では、堀内光子ILO駐日代表が、世界の労働安全衛生の現状とILOのディーセントワークを実現するための取組みを紹介しました。続いて来賓の大石明厚生労働省労働基準局安全衛生部長より祝辞を頂戴しました。次に、小木和孝元ILO労働条件環境局長より「仕事における安全、健康、環境と開発」と題する基調講演が行われました。「ディーセントワークの様相」と題するビデオ上映のあと、川上剛ILOアジア太平洋地域総局産業安全保健専門官より、「アジア太平洋諸国の現状とILO技術協力」と題する特別報告がありました。「日本の国際協力の現状と課題」と題するパネル・ディスカッションでは、堀内ILO駐日代表のコーディネートにより、五十嵐晃一中央労働災害防止協会国際安全衛生センター所長、小出勲夫豊田安全衛生マネジメント(株)代表取締役社長、秋場美奈子NTT労働組合中央本部国際担当部長、鈴木良一(財)ジョイセフ事務局次長の間で意見交換が行われました。3名のパネリストが使用されたパワーポイント・プレゼンテーションと、世界の労働安全衛生の現状とILOの取り組みをまとめた資料「セーフ・ワークの実態」は、下記のリンクからご覧いただけます。
最終更新日:2003年5月23日 作成者:EU 責任者:MH