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硫酸ストロンチウムICSC: 1696 (4月 2007)
セレスタイト
セレスチン
CAS登録番号: 7759-02-6
EINECS番号: 231-850-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。  粉塵の吸入を避ける。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
 
包装
 
硫酸ストロンチウム ICSC: 1696
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無臭の 白色の 結晶性粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
1580℃以上に徐々に加熱すると、分解する。 イオウ酸化物を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 

化学式: SrSO4
分子量: 183.7
・融点:1605℃
・密度:3.96 g/cm³
・水への溶解度(25℃) :0.0135 g/100 ml (非常に溶けにくい) 


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
眼および気道に、機械的刺激を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
「注」参照。 


許容濃度
 

環境
 

・ストロンチウムイオンは骨や歯のカルシウム含量に影響を与えるが、炭酸ストロンチウムの有害量については十分に調べられていない
・環境中で天然に鉱物セレスタイン(天青石)として存在する 

付加情報
  欧州分類
 

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