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3-クロロ-1,2-プロパンジオール(ラセミ体混合物)ICSC: 1664
4月 2009
CAS登録番号: 96-24-2
国連番号: 2689
EINECS番号: 202-492-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  強力な酸化剤と接触すると、爆発の危険性がある。  裸火禁止。    アルコール耐性泡消火薬剤、乾燥粉末消火剤、二酸化炭素を使用する。   

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 他の症状については、「経口摂取」参照。  ミストの吸入を避ける。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 「経口摂取」参照。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 医療機関に連絡する。 
経口摂取 咳。 咽頭痛。 頭痛。 めまい。 嗜眠。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health haz
注意喚起語:危険
吸入すると、生命に危険
飲み込むと有毒
皮膚に接触すると有害
重度の眼刺激
発がんのおそれの疑い
生殖能または胎児への、悪影響のおそれの疑い
飲み込むと、中枢神経系の障害
呼吸器系への刺激のおそれ
飲み込み長期または反復曝露による腎臓障害 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・乾燥
・密封
・強酸化剤および食品や飼料から離しておく
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
3-クロロ-1,2-プロパンジオール(ラセミ体混合物) ICSC: 1664
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色~淡黄色の 吸湿性液体。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 塩化水素(ICSC 0163 参照)などの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C3H7ClO2 / HOCH2CHOHCH2Cl
分子量: 110.5
・213℃で分解する
・沸点:114-120℃ (1.9 kPa)
・融点:-40℃
・比重(水=1):1.32
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:27 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.8
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:113℃ (c.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-0.53(概算)
・粘度:182 mm²/s (20℃) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を刺激する。 中枢神経系に影響を与えることがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 きわめて急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
腎臓に影響を与えることがある。 腎臓障害を生じることがある。 実験動物では腫瘍が見つけられているが、人への関連性は不明である。 動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。 


許容濃度
MAK: 0.023 mg/m3;0.005 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(8); 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B; 妊娠中のリスクグループ: D; 

環境
 

・この物質に曝露したときの健康への影響は、十分に調べられていない
・光学異性体のCAS番号は、R(-)異性体で57090-45-6、S(+)異性体で60827-45-4である 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018