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1-クロロ-3-ニトロベンゼンICSC: 1633
m-クロロニトロベンゼン4月 2007
CAS登録番号: 121-73-3
国連番号: 1578
EINECS番号: 204-469-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。    水噴霧、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚。 めまい。 頭痛。 吐き気。 錯乱。 痙攣。  局所排気を使用する。 呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 「注」参照。
 
皮膚 吸収される可能性あり! 「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚。 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、密閉式の容器内に集める
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health haz
注意喚起語:危険
飲み込むと有害
皮膚に接触すると有毒
水生生物に毒性
血液の障害 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・可燃性物質、還元剤および食品や飼料から離しておく
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
1-クロロ-3-ニトロベンゼン ICSC: 1633
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、淡黄色の結晶。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 窒素酸化物、塩素(ICSC 0126 参照)、塩化水素(ICSC 0163 参照)およびホスゲン(ICSC 0007 参照)を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 火災や爆発の危険を生じる。 本物質は、強酸化剤。 可燃性物質や還元性物質と反応する。 

化学式: ClC6H4NO2
分子量: 157.6
・沸点:236℃
・融点:44℃
・密度:1.3 g/cm³
・水への溶解度(20℃) : 非常に溶けにくい
・蒸気圧:5 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.44
・引火点:103℃ (c.c.)
・発火温度:500℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.41  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を軽度に刺激する。 血管に影響を与えることがある。 メトヘモグロビン生成を生じることがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 「注」参照。 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
血液に影響を与えることがある。 メトヘモグロビンの形成を生じることがある。 


許容濃度
MAK 皮膚吸収 (H); 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・TLV (p-ニトロクロロベンゼンとして): 0.1 ppm (皮膚吸収) A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) BEI (生物学的暴露指標) 記載あり (ACGIH 2006)
・ICSC 0028参照
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018