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デカヒドロナフタレン(cis/trans異性体混合物)ICSC: 1548
デカリン
デカヒドロナフタリン
ペルヒドロナフタレン
10月 2004
CAS登録番号: 91-17-8
国連番号: 1147
EINECS番号: 202-046-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。  57℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  57℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。 帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。  粉末消火薬剤、二酸化炭素、泡消火薬剤を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 頭痛。 めまい。 吐き気。 嘔吐。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。 皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 吐き気。 嘔吐。 腹痛。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・換気
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・耐火設備
・酸化剤から離しておく
・冷所
・暗所に保管
・密封
 
包装
 
デカヒドロナフタレン(cis/trans異性体混合物) ICSC: 1548
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。 

化学的危険性
爆発性過酸化物を生成することがある。 燃焼すると、有毒なガスを生成する。 酸化剤と反応する。 

化学式: C10H18
分子量: 138.25
・沸点:185-195℃
・融点:-40℃
・比重(水=1):0.87-0.90
・水への溶解度(25℃) : 非常に溶けにくい
・蒸気圧:127 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.8
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.01
・引火点:57℃ (c.c.)
・発火温度:255℃
・爆発限界:0.7-5.4 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):4.6  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入。 

短期曝露の影響
本物質は皮膚および眼に対して、腐食性を示す。 蒸気は、気道を刺激する。 中枢神経系に影響を与えることがある。 液体を飲み込むと、肺に吸い込んで化学性肺炎を起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
MAK: 29 mg/m3;5 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(2); 妊娠中のリスクグループ: D; 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・魚類で、生物濃縮が起こることがある
 

・他の融点:シス-デカヒドロナフタレン:-43℃、トランス-デカヒドロナフタレン:-30℃
・他の沸点:シス-デカヒドロナフタレン: 195℃、トランス-デカヒドロナフタレン: 187℃
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018