« 検索結果一覧に戻る  
硫酸コバルト(II)七水和物ICSC: 1396
3月 2001
CAS登録番号: 10026-24-1
EINECS番号: 233-334-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 息苦しさ。 息切れ。 咽頭痛。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 吐き気。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤から離しておく
 
包装
 
硫酸コバルト(II)七水和物 ICSC: 1396
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
ピンク色~赤色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
100℃以上で分解する。 有毒なイオウ酸化物のフュームを生じる。 粉塵は、強酸化剤と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: CoSO4 . 7H2O
分子量: 281.1
・沸点:420℃
・融点:96.8℃
・密度:1.95 g/cm³
・水への溶解度(3℃) :60.4 g/100 ml  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 反復または長期の吸入により喘息を引き起こすことがある。 心臓、甲状腺および骨髄に影響を与えることがある。 心筋障害、甲状腺腫および赤血球増加症を生じることがある。 人で発がん性を示す可能性がある。 動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 動物試験では、人の新生児に奇形を引き起こす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 0.02 mg/m3, as TWA A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: (Coとして, 吸引性画分): 皮膚吸収 (H); 気道および皮膚感作 (SAH); 発がん性カテゴリー: 2; 生殖細胞変異原性グループ: 3A; 

環境
・「注」参照
 

・この物質により喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・この物質の環境への影響は調べられていない。しかしコバルトイオンについて、水生生物に対して有害であるかもしれないことを示唆するデータがある
・ICSC 0783参照 

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:49-22-42/43-50/53; S:(2)-22-53-45-60-61; Note:E 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018