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N-エチルアニリンICSC: 1385
N-エチルベンゼンアミン
アニリノエタン
3月 2001
CAS登録番号: 103-69-5
国連番号: 2272
EINECS番号: 203-135-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  85℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。 硝酸との接触禁止。  85℃以上では、密閉系および換気。  水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

  いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚。 錯乱。 痙攣。 めまい。 頭痛。 吐き気。 意識喪失。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。 「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  顔面シールドを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 脱力感。 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・下水に流してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・食品や飼料、強酸化剤および強酸から離しておく
・「化学的危険性」参照
・床面に沿って換気
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
N-エチルアニリン ICSC: 1385
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 光および空気に曝露すると茶色になる。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、有毒なガス(窒素酸化物など)を生成する。 酸化剤と反応する。 濃硝酸と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C8H11N
分子量: 121.2
・沸点:205℃
・融点:-63℃
・比重(水=1):0.96
・水への溶解度(25℃) :0.24 g/100 ml
・蒸気圧:0.4 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.2
・引火点:85℃ (o.c.)
・発火温度:480℃
・爆発限界:1.6-9.5 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.16  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を刺激する。 血管に影響を与えることがある。 メトヘモグロビン生成を生じることがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・曝露の程度によっては、定期検診が必要である
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく 

付加情報
  欧州分類
記号:T; R:23/24/25-33; S:(1/2)-28-37-45 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018