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塩化インジウム(III)ICSC: 1377
3月 2001
CAS登録番号: 10025-82-8
EINECS番号: 233-043-0

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 作業環境管理を厳密に! (妊娠)女性への曝露を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 灼熱感。 息苦しさ。 息切れ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。 皮膚熱傷。 水疱。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 腹痛。 吐き気。 嘔吐。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸から離しておく
・密封
 
包装
 
塩化インジウム(III) ICSC: 1377
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
帯黄色の 吸湿性の結晶、または白色の粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 有毒で腐食性のフュームを生じる。 強酸と反応する。 

化学式: InCl3
分子量: 221.2
・昇華点:500℃
・融点:586℃
・密度:3.46 g/cm³
・水への溶解度 : 非常によく溶ける 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
腎臓に影響を与えることがある。 腎臓障害を生じることがある。 動物試験では、人の新生児に奇形を引き起こす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 0.1 mg/m3, as TWA 

環境
・この物質の、環境への影響は十分に調べられていない
 

・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018