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メトキシクロルICSC: 1306
3月 1999
CAS登録番号: 72-43-5
EINECS番号: 200-779-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 有機溶剤を含む液体製剤は、引火性のことがある。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! 作業環境管理を厳密に! (妊娠)女性への曝露を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 「経口摂取」参照。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
  呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 痙攣。 下痢。 吐き気。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  吐かせる(意識がある場合のみ!)。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、密閉式の容器内に集める
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
・この物質を環境中に放出してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・密封
・換気のよい部屋に保管
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
メトキシクロル ICSC: 1306
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色~明黄色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 塩化水素(ICSC 0163 参照)などの、有毒で腐食性のガスを生じる。 酸化剤と反応する。 ある種のプラスチックおよびゴムを侵す。 

化学式: C16H15Cl3O2
分子量: 345.7
・融点:89℃
・密度:1.4 g/cm³
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:ほとんどない
・log Pow (オクタノール/水分配係数):4.68/5.08  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかしとくに粉末状の場合、噴霧もしくは拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 10 mg/m3, as TWA A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: (吸引性画分): 1 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: II(8); 皮膚吸収 (H); 妊娠中のリスクグループ: B; 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・魚類で、生物濃縮が起こることがある
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・文献では分解温度は不明である大量に経口摂取すると、肝臓、腎臓、中枢神経系に影響を与えることがある
・文献では分解温度は不明である
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと。
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある
・ICSC 0034参照 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018