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ジケテンICSC: 1280
アセチルケテン3月 1998
CAS登録番号: 674-82-8
国連番号: 2521
EINECS番号: 211-617-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。  33℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。 酸、塩基または水と接触すると、火災および爆発の危険性がある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  33℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。  二酸化炭素、乾燥砂を使用する。 水系消火薬剤は不可。 水は不可。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 息切れ。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 かすみ眼。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・液体に向けて水を噴射してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):3; 国連包装等級(UN Packing Group):I 

貯蔵
・耐火設備
・酸、塩基および食品や飼料から離しておく
・冷却
・乾燥
・安定化した状態でのみ貯蔵
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・安定化した状態でのみ輸送 
ジケテン ICSC: 1280
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
徐々に重合する。 加温または酸、塩基の影響により、 激しく重合する。 火災または爆発の危険を生じる。 水と 激しく反応する。 

化学式: C4H4O2
分子量: 84.1
・沸点:127℃
・融点:-7℃
・比重(水=1):1.09
・水への溶解度 : 反応する
・蒸気圧:1 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.9
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.02
・引火点:33℃
・発火温度:275℃
・爆発限界:2-11.7 vol%(空気中) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を重度に刺激する。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・環境に有害な場合がある。魚類への影響にとくに注意すること
 

・水などの消火薬剤と激しく反応する
・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・ビニルアセト-β-ラクトンも別名として用いられる 

付加情報
  欧州分類
記号:Xn; R:10-20; S:(2)-3; Note:D 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018