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蛍光増白剤1ICSC: 1236 (10月 2006)
FWA 1
CAS登録番号: 16090-02-1
EINECS番号: 240-245-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入   局所排気を使用する。 呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:保護手袋および空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
 
包装
 
蛍光増白剤1 ICSC: 1236
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の粉末、または顆粒。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 窒素酸化物およびイオウ酸化物などの、有毒で腐食性のガスを生じる。 

化学式: C40H38N12O8S2. 2Na
分子量: 925.0
・300℃で分解する
・水への溶解度 :0.18 g/100 ml (溶けにくい)
・引火点:データなし
・発火温度:>500 ℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-1.5  


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
本物質は、眼を軽度に刺激する。 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・文献では分解温度は不明である 

付加情報
  欧州分類
 

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