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1,1,2,2-テトラブロモエタンICSC: 1235
10月 2004
CAS登録番号: 79-27-6
国連番号: 2504
EINECS番号: 201-191-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 頭痛。 めまい。 吐き気。 腹痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、乾燥砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・この物質を環境中に放出してはならない
・個人用保護具:自給式呼吸器
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・強酸化剤、強塩基および食品や飼料から離しておく
・密封
・床面に沿って換気
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
1,1,2,2-テトラブロモエタン ICSC: 1235
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、黄色の 重い液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 臭化カルボニルおよび臭化水素を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 強塩基および強酸化剤と反応する。 アルミニウム、マグネシウムおよび亜鉛などのある種の金属を侵す。 ある種のプラスチック、ゴムおよび被覆剤を侵す。 

化学式: C2H2Br4 / Br2CHCHBr2
分子量: 345.7
・沸点:243.5℃
・融点:0℃
・比重(水=1):2.96
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:5.32 Pa (24℃)
・相対蒸気密度(空気=1):11.9
・発火温度:335℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.8  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 中枢神経系および肝臓に影響を与えることがある。 機能障害を生じることがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
肝臓に影響を与えることがある。 


許容濃度
TLV: 0.1 ppm (TWA); 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・Muthmann's liquid は別名である 

付加情報
  欧州分類
記号:T+; R:26-36-52/53; S:(1/2)-24-27-45-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018