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ジノニルフェノール(異性体混合物)ICSC: 1172
3月 1995
CAS登録番号: 1323-65-5
EINECS番号: 215-356-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 灼熱感。 咳。 息苦しさ。 息切れ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 皮膚熱傷。 痛み。 水疱。  保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 胃痙攣。 灼熱感。 頭痛。 脱力感。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 吐かせない。 安静。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤およびアルカリから離しておく
・床面に沿って換気
 
包装
 
ジノニルフェノール(異性体混合物) ICSC: 1172
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の 粘稠液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
酸化剤、硫酸、硝酸およびアルカリと反応する。 

化学式: C24H42O / C6H3(OH)(C9H19)2
分子量: 346.6
・沸点:〜320℃
・比重(水=1):〜0.91
・水への溶解度 : 溶けない
・相対蒸気密度(空気=1):12.0  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
腐食性。 本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 エアロゾルを吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

・工業用ジノニルフェノールは様々な異性体の混合物であり、ノニルフェノールを15%まで含むことがある
・2,4-ジノニルフェノールのCAS番号は137-99-5である
・この物質は可燃性であるが、文献では引火点は不明である
・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018