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2,3-ブタンジオンICSC: 1168
ジアセチル
ジメチルグリオキサール
4月 2009
CAS登録番号: 431-03-8
国連番号: 2346
EINECS番号: 207-069-8

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。  粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、水噴霧、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 嗜眠。 吐き気。 頭痛。 咽頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。 熱傷。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 咽頭痛。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 体調がよくないと感じた場合は、医療機関を受診する。 

漏洩物処理 分類・表示
・すべての発火源を取り除く
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液を、ふた付きの容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flameskull;toxiccancer;health haz
注意喚起語:危険
引火性の高い液体/蒸気
飲み込むと有害
を吸入すると有毒
皮膚刺激
強い眼刺激
吸入すると、呼吸器系の障害
吸入長期または反復曝露による呼吸器系障害
水生生物に有害 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・:「化学的危険性」参照から離しておく
 
包装
 
2,3-ブタンジオン ICSC: 1168
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
緑色~黄色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 

化学的危険性
加熱すると、激しく燃焼、または爆発することがある。 強酸、強塩基および酸化剤と 激しく反応する。 

化学式: CH3COCOCH3 / C4H6O2
分子量: 86.1
・沸点:88℃
・融点:-2.4℃
・比重(水=1):1.1
・水への溶解度(25℃) :20 g/100 ml
・蒸気圧:7.6 kPa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):0.99
・引火点:6℃ (c.c.)
・発火温度:365℃
・爆発限界:2.4-13 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-1.34  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を重度に刺激する。 本物質は、皮膚および気道を刺激する。 中枢神経系、肺および気道に影響を与えることがある。 高濃度で曝露すると、意識低下を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
蒸気への反復または長期の曝露により、肺が冒されることがある。 機能障害を生じることがある。 「注」参照。 


許容濃度
TLV: 0.01 ppm (TWA); 0.02 ppm (STEL); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: 0.071 mg/m3;0.02 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(1); 皮膚吸収 (H); 皮膚感作 (SH); 発がん性カテゴリー: 3B; 妊娠中のリスクグループ: C;.
EU-OEL: 0.07 mg/m3, 0.02 ppm (TWA); 0.36 mg/m3, 0.1 ppm (STEL); 

環境
・水生生物に対して有害である
・この物質の、環境への影響は十分に調べられていない
 

・不可逆性閉塞性肺疾患が、様々な職場で本物質に曝露した労働者の間で報告されている。それらの職場は、化学物質産業での本物質の製造現場および本物質を含む香料や電子レンジ調理用ポップコーンなどのバター風味食品の製造現場である。重度の閉塞性細気管支炎を患っている事が多くの例で確認されている
・作業衣を家に持ち帰ってはならない 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018