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n-ブチルエーテルICSC: 1150
4月 2017
CAS登録番号: 142-96-1
国連番号: 1149
EINECS番号: 205-575-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。  25℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。 高温面との接触禁止。  25℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。 帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。  泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 皮膚の乾燥。  保護手袋。  少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 
充血。 痛み。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 吐き気。 咽頭痛。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏洩物を、泡消火剤で覆う
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flameexcl mark;warncancer;health haz
注意喚起語:警告
引火性液体/蒸気
眼刺激
呼吸器系への刺激のおそれ
飲み込んで気道に侵入すると、有害のおそれ
長期的影響により、水生生物に有害 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・耐火設備
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
・冷所
・暗所に保管
・安定化した状態でのみ貯蔵
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・気密 
n-ブチルエーテル ICSC: 1150
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の液体。 

物理的危険性
流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。 

化学的危険性
とくに無水型で、爆発性過酸化物を生成することがある。 三塩化窒素および強酸化剤と 激しく反応する。 強酸と反応する。 

化学式: C8H18O / (CH3CH2CH2CH2)2O
分子量: 130.2
・沸点:142℃
・融点:-95℃
・密度:0.8 g/cm³ (20℃)
・水への溶解度 :<0.1 g/100 ml (非常に溶けにくい)
・蒸気圧:0.46 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.0
・粘度:0.86 mm²/s (20℃)
・引火点:25℃ (c.c.)
・発火温度:175℃
・爆発限界:0.9-8.5 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.21  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を軽度に刺激する。 飲み込むと嘔吐することがあり、誤嚥性肺炎をおこすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して有害である
・環境中に放出しないように、強く勧告する
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・食物連鎖において、たとえば魚類で生物濃縮が起こることがある
 

・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する 

付加情報
  欧州分類
記号:Xi; R:10-36/37/38-52/53; S:(2)-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018