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トリクロロ酢酸ナトリウムICSC: 1139
トリクロロ酢酸、ナトリウム塩
TCA
STCA
6月 2002
CAS登録番号: 650-51-1
EINECS番号: 211-479-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強塩基から離しておく
・乾燥
 
包装
 
トリクロロ酢酸ナトリウム ICSC: 1139
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
吸湿性の 白色~黄色の粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
強塩基と反応する。 クロロホルム(ICSC 0027 参照)を生じる。 

化学式: C2Cl3NaO2 / CCl3CO2Na
分子量: 185.4
・165℃で分解する
・比重(水=1):0.9
・水への溶解度(25℃) :120 g/100 ml (非常によく溶ける)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.002  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
噴霧すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある
・いくかの国では、TCAは、トリクロロ酢酸(ICSC番号0586)の省略形として使われている 

付加情報
  欧州分類
記号:Xi, N; R:37-50/53; S:(2)-46-60-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018