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ペルクロリルフルオリドICSC: 1114
10月 1999
CAS登録番号: 7616-94-6
国連番号: 3083
EINECS番号: 231-526-0

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性だが、他の物質の燃焼を助長する。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。  火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。 

 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 息苦しさ。 息切れ。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 
皮膚 液体に触れた場合:凍傷。  保温手袋。 保護衣。  凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。 医療機関に連絡する。 
  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。   

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・換気
・液体に向けて水を噴射してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):2.3; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):5.1 

貯蔵
・建物内にある場合、耐火設備
 
包装
 
ペルクロリルフルオリド ICSC: 1114
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある無色の気体、または圧縮液化ガス。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
本物質は、強酸化剤。 可燃性物質や還元性物質と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 窒素性塩基および微細有機物と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 ある種のプラスチック、ゴムおよび被覆剤を侵す。 

化学式: ClFO3
分子量: 102.45
・沸点:-46.7℃
・融点:-147.7℃
・比重(水=1):1.4 (液体)
・水への溶解度(20℃) :0.06 g/100 ml  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、気道を刺激する。 このガスを吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 高濃度を吸入すると、メトヘモグロビン生成を引き起こすことがある。 液体は、凍傷を引き起こすことがある。 医学的な経過観察が必要である。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 

吸入の危険性
容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
血液に影響を与えることがある。 メトヘモグロビンの形成を生じることがある。 フッ素沈着症を引き起こすことがある。 「注」参照。 


許容濃度
TLV: 3 ppm (TWA); 6 ppm (STEL); 

環境
 

・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする
・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018