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1,3-ジクロロベンゼンICSC: 1095
m-ジクロロベンゼン
m-ジクロルベンゼン
4月 2000
CAS登録番号: 541-73-1
国連番号: 2810
EINECS番号: 208-792-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  63℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  63℃以上では、密閉系および換気。  水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 嗜眠。 吐き気。 咽頭痛。 嘔吐。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 下痢。 吐き気。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
・この物質を環境中に放出してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・強酸化剤、アルミニウムおよび食品や飼料から離しておく
・密封
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
1,3-ジクロロベンゼン ICSC: 1095
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重い。 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 塩化水素などの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤と反応する。 アルミニウムと 激しく反応する。 

化学式: C6H4Cl2
分子量: 147.00
・沸点:173℃
・融点:-24.8℃
・比重(水=1):1.288
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:0.286 kPa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.1
・引火点:63℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.53  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
蒸気は、眼、皮膚および気道を刺激する。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
腎臓および肝臓に影響を与えることがある。 「注」参照。 


許容濃度
MAK: 12 mg/m3;2 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(2); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・魚類で、生物濃縮が起こることがある
 

・m-ジクロロベンゼンの毒性に関するデータは少ない
・ICSC 0037 および 1066 参照 

付加情報
  欧州分類
記号:Xn, N; R:22-51/53; S:(2)-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018