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酢酸カルシウムICSC: 1092 (10月 2002)
酢酸、カルシウム塩
CAS登録番号: 62-54-4
EINECS番号: 200-540-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 特定の条件下で可燃性。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 下痢。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸から離しておく
・乾燥
・密封
 
包装
 
酢酸カルシウム ICSC: 1092
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、白色~茶色の または 灰色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
160℃以上で分解する。 アセトン蒸気および炭酸カルシウムを生じる。 強酸と 激しく反応する。 酢酸フュームを生じる。 

化学式: C4H6O4.Ca / (CH3OO)2Ca
分子量: 158.2
・160℃で分解する
・密度:1.5 g/cm³
・水への溶解度 : 非常によく溶ける 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021