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p-tert-ブチルトルエンICSC: 1068
4-tert-ブチルトルエン
p-TBT
4月 2007
CAS登録番号: 98-51-1
国連番号: 2667
EINECS番号: 202-675-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  63℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  63℃以上では、密閉系および換気。  水噴霧、アルコール耐性泡消火薬剤、乾燥粉末消火剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 金属味。 息苦しさ。 吐き気。 めまい。 頭痛。 振戦。 脱力感。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 直ちに医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取 錯乱。 痙攣。 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器
・この物質を環境中に放出してはならない
・換気
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health haz
注意喚起語:危険
可燃性液体
吸入すると、生命に危険
飲み込むと有害
眼刺激
吸入長期または反復曝露による中枢神経の障害のおそれ
呼吸器系への刺激のおそれ
水生生物に毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・食品や飼料および強酸化剤から離しておく
・密封
・換気のよい部屋に保管
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
p-tert-ブチルトルエン ICSC: 1068
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色~黄色の液体。 

物理的危険性
流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 有毒なのフュームを生じる。 強酸化剤と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C11H16/ CH3C6H4C(CH3)3
分子量: 148.3
・沸点:193℃ (101.3 kPa)
・融点:-62.5℃
・比重(水=1):0.86
・水への溶解度(20℃) :0.06 g/100 ml (非常に溶けにくい)
・蒸気圧:80 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.1
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:63 ℃ (c.c.)
・発火温度:510℃
・爆発限界:0.7-7.1 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):4.35  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を刺激する。 許容濃度をはるかに超えて曝露すると、意識低下を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
中枢神経系に影響を与えることがある。 組織損傷を生じることがある。 


許容濃度
TLV: 1 ppm (TWA); 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・水生生物で、生物濃縮が起こることがある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018