« 検索結果一覧に戻る  
ヘキサフルオロアセトンICSC: 1057
4月 2000
CAS登録番号: 684-16-2
国連番号: 2420
EINECS番号: 211-676-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。  火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。 

 作業環境管理を厳密に! (妊娠)女性への曝露を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 灼熱感。 息苦しさ。 息切れ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。 痛み。 液体に触れた場合:凍傷。  保温手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取      

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・換気
・細かな噴霧水を用いて、ガスを除去する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):2.3; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):8 

貯蔵
・建物内にある場合、耐火設備
・冷所
 
包装
 
ヘキサフルオロアセトン ICSC: 1057
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の気体。 

物理的危険性
気体は空気より重い。 

化学的危険性
550℃で分解する。 有毒で腐食性のフュームを生じる。 水および水分と 激しく反応する。 酸性度の高い水和物を生じる。 ガラスおよびほとんどの金属を侵す。 

化学式: C3F6O / CF3COCF3
分子量: 166.0
・沸点:-28℃
・融点:-129℃
・水への溶解度 : 熱を放出して反応する
・相対蒸気密度(空気=1):5.7
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.46  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経皮。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を重度に刺激する。 このガスを吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
動物試験では、人の新生児に奇形を引き起こす可能性があることが示されている。 動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 0.1 ppm (TWA); (皮膚吸収); 

環境
 

・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者が、適切なスプレー剤を直ちに使用することを検討する 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018