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メチルエチルケトンペルオキシド(工業用)ICSC: 1028
2-ブタノンペルオキシド
エチルメチルケトンペルオキシド
メチルエチルケトンヒドロペルオキシド
メチルエチルケトンパーオキサイド
10月 2005
CAS登録番号: 1338-23-4
国連番号: 3101
EINECS番号: 215-661-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  酸、塩基または還元剤と接触すると、火災および爆発の危険性がある。  裸火禁止。 酸、塩基、還元剤または高温面との接触禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、二酸化炭素、乾燥砂、泡消火薬剤を使用する。  安全な場所から消火作業を行う。 

 作業環境管理を厳密に! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 灼熱感。 息苦しさ。 息切れ。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。 皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 重度の熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 のどや胸の灼熱感。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式のプラスチック容器にできる限り集める
・おがくずや、可燃性吸収剤に吸収させてはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):5.2; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):1および8; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・安定化した状態でのみ貯蔵
・密封
・「化学的危険性」参照
 
包装
 
メチルエチルケトンペルオキシド(工業用) ICSC: 1028
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、激しく燃焼、または爆発することがある。 燃焼すると、有毒で腐食性のガスを生成する。 本物質は、強酸化剤。 可燃性物質や還元性物質、アミン、金属、強酸および強塩基と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C8H16O4
分子量: 176.2
・>80℃で分解する
・比重(水=1):1.10-1.17
・水への溶解度 : 非常に溶けにくい 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 0.2 ppm (STEL); 

環境
 

・作業時のどの時点でも、許容濃度(天井値)を超えてはならない
・工業用原体は爆発の危険性を減ずるため40~60%の希釈剤(たとえばフタル酸ジメチル、シクロヘキサノールペルオキシド、フタル酸ジアリル)とともに売られている
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする
・他の国連番号3105、3107は有機過酸化物にするものである 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018