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ホウ酸ICSC: 0991
オルトホウ酸4月 2014
CAS登録番号: 10043-35-3
EINECS番号: 233-139-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 急性症状はない。  保護手袋。 保護衣。  洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全眼鏡または眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取 吐き気。 嘔吐。 下痢。 腹痛。 皮疹。 頭痛。 嗜眠。 痙攣。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

cancer;health haz
注意喚起語:危険
生殖能または胎児への、悪影響のおそれ 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強塩基から離しておく
 
包装
 
ホウ酸 ICSC: 0991
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無臭の 無色の結晶、または白色の粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
100℃以上で分解する。 水および刺激性の無水ホウ酸を生じる。 水溶液は、弱酸である。 金属類を侵す。 水素を生じる。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: BH3O3 / B(OH)3 / H3BO3
分子量: 61.8
・171℃で分解する
・比重(水=1):1.5
・水への溶解度(20℃) :5.6 g/100 ml
・蒸気圧:ほとんどない (20℃)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-1.09  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:粉塵の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、気道を刺激する。 眼に、機械的刺激を引き起こすことがある。 中枢神経系および腎臓に影響を与えることがある。 機能障害を生じることがある。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかしとくに粉末状の場合、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 精巣に影響を与えることがある。 動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: (吸引性画分) 2 mg/m3, as TWA 6 mg/m3 (STEL); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: (吸引性画分): 10 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: I(1); 妊娠中のリスクグループ: B; 

環境
 

 

付加情報
  欧州分類
R:60-61; S:53-45; 記号:T 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018