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酢酸水銀(II)ICSC: 0978
酢酸第二水銀
ジアセトキシ水銀(II)
4月 2014
CAS登録番号: 1600-27-7
国連番号: 1629
EINECS番号: 216-491-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 金属味。 灼熱感。 腹痛。 嘔吐。 下痢。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・専門家に相談する!
・個人用保護具:化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込むと、生命に危険
皮膚に接触すると有毒
アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ
腎臓の障害のおそれ
長期または反復曝露による神経系および腎臓の障害のおそれ
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・暗所に保管
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・密封
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・重度の海洋汚染物質 
酢酸水銀(II) ICSC: 0978
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の結晶、または白色の 結晶性の粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱や光の影響下で、分解する。 多くの金属を侵す。 アンモニア、強酸および強酸化剤と反応する。 

化学式: C4H6O4Hg / Hg(CH3COO)2
分子量: 318.7
・178℃で分解する
・密度:3.28 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :40 g/100 ml (よく溶ける)
・蒸気圧:0.24 Pa (25℃) (計算値) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 腎臓に影響を与えることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 中枢神経系、末梢神経系および腎臓に影響を与えることがある。 運動失調、感覚および記憶障害、振戦、筋力低下および腎臓障害を生じることがある。 男性生殖能に影響を与えことがある。 人の生殖細胞に、遺伝性の遺伝子損傷を引き起こすことがある。 「注」参照。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・水生生物で、生物濃縮が起こることがある
・環境中に残存するので、環境中に放出しないように強く勧告する
 

・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・本物質に関する特定のデータが欠落しているため、本カードの情報は他の水銀(II)化合物との類似性に基づいた 

付加情報
  欧州分類
記号:T+, N; R:26/27/28-33-50/53; S:(1/2)-13-28-36-45-60-61; Note:A, 1 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018