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o-ニトロトルエンICSC: 0931
2-ニトロトルエン
1-メチル-2-ニトロベンゼン
o-メチルニトロベンゼン
o-モノニトロトルエン
ONT
11月 2016
CAS登録番号: 88-72-2
国連番号: 1664
EINECS番号: 201-853-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  酸または酸化剤と接触すると、火災および爆発の危険性がある。  裸火禁止。 酸化剤との接触禁止。  混触危険物との接触禁止: 「化学的危険性」参照。
 
水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 ミストの発生を防ぐ! あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 頭痛。 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚。 めまい。 息切れ。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 他の症状については、「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

excl mark;warncancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込むと有害
遺伝性疾患のおそれ
発がんのおそれ
生殖能または胎児への、悪影響のおそれの疑い
血球の障害のおそれ
長期または反復曝露による肝臓および血液の障害のおそれ
長期的影響により、水生生物に毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
・密封
・床面に沿って換気
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
o-ニトロトルエン ICSC: 0931
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、黄色~無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
強酸化剤、還元剤、酸または塩基と接触すると、分解する。 有毒なのフュームを生じる。 火災や爆発の危険を生じる。 ある種のプラスチック、ゴムおよび被覆剤を侵す。 燃焼すると、窒素酸化物および一酸化炭素を生成する。 

化学式: C7H7NO2 / C6H4(CH3)(NO2)
分子量: 137.1
・沸点:222℃
・融点:-10℃
・比重(水=1):1.16
・水への溶解度(20℃) :0.044 g/100 ml (非常に溶けにくい)
・蒸気圧:0.02 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.73
・引火点:95℃ (c.c.)
・発火温度:420℃
・爆発限界:1.47-8.8 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.3  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を刺激する。 血管に影響を与えることがある。 メトヘモグロビン生成を生じることがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
肝臓、血液および精巣に影響を与えることがある。 人でおそらく発がん性を示す。 人の生殖細胞に、遺伝性の遺伝子損傷を引き起こすことがある。 動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 2 ppm (TWA); (皮膚吸収); BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 2; 生殖細胞変異原性グループ: 3B; 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める 

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:45-46-22-62-51/53; S:53-45-61; Note:C 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018