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p-ニトロクロロベンゼンICSC: 0846
1-クロロ-4-ニトロベンゼン
PCNB
PNCB
8月 1997
CAS登録番号: 100-00-5
国連番号: 1578
EINECS番号: 202-809-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  安全な場所から消火作業を行う。 

 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚。 めまい。 頭痛。 吐き気。 嘔吐。 脱力感。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
  粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグル、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 「吸入」参照。
 
  口をすすぐ。 吐かせる(意識がある場合のみ!)。 

漏洩物処理 分類・表示
・こぼれた物質を、ふた付きの 密閉式容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
・おがくずや、可燃性吸収剤に吸収させてはならない
・この物質を環境中に放出してはならない
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・可燃性物質、還元剤および食品や飼料から離しておく
・換気のよい部屋に保管
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
p-ニトロクロロベンゼン ICSC: 0846
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、帯黄色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 窒素酸化物、塩化水素、ホスゲンおよび塩素の、有毒なガスを生じる。 本物質は、強酸化剤。 可燃性物質や還元性物質と 激しく反応する。 

化学式: NO2C6H4Cl
分子量: 157.6
・沸点:242℃
・融点:82-84℃
・比重(水=1):1.3
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:20 Pa (30℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.44
・引火点:127℃ (c.c.)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.39  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
血管に影響を与えることがある。 メトヘモグロビン生成を生じることがある。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 0.1 ppm (TWA); (皮膚吸収); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B; 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
 

・曝露の程度によっては、定期検診が必要である 

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:23/24/25-40-48/20/21/22-68-51/53; S:(1/2)-28-36/37-45-61 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018