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ジフェナミドICSC: 0763 (8月 1997)
CAS登録番号: 957-51-7
EINECS番号: 213-482-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入   局所排気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚     洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。  吐かせる(意識がある場合のみ!)。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・この物質を環境中に放出してはならない
・地域規則に従って保管・処理する
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸、塩基および強酸化剤から離しておく
 
包装
 
ジフェナミド ICSC: 0763
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の様々な形状の固体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
210℃に加熱、燃焼により分解する。 窒素酸化物などの、有毒で腐食性のガスを生じる。 塩基、強酸および強酸化剤と反応する。 

化学式: C16H17NO
分子量: 239.3
・融点:135℃
・密度:1.2 g/cm³
・水への溶解度(27℃) :0.03 g/100 ml
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.17  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:経口摂取。 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし、浮遊粒子が急速に不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して有害である
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある 

付加情報
  欧州分類
記号:Xn; R:22-52/53; S:(2)-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021