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ヒ酸銅(II)ICSC: 0648
Arsenic acid, copper salt
砒酸銅
11月 2016
CAS登録番号: 10103-61-4
国連番号: 1557
EINECS番号: 233-286-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 頭痛。 息苦しさ。 脱力感。 「経口摂取」参照。  密閉系、換気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚   保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 下痢。 嘔吐。 胸部のおよび口腔内の灼熱感。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・下水に流してはならない
・こぼれた物質を特殊装置で吸引する
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health haz
注意喚起語:危険
飲み込むと有毒
眼刺激
発がんのおそれ
生殖能または胎児への、悪影響のおそれの疑い
臓器の障害
長期または反復曝露による臓器障害
長期的影響により水生生物に有害のおそれ 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1 

貯蔵
・酸および食品や飼料から離しておく
・冷所
・密封
・換気のよい部屋に保管
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
ヒ酸銅(II) ICSC: 0648
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
青色のまたは帯青緑色粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 有毒なヒ素(ICSC 0013 参照)のフュームを生じる。 酸と反応する。 有毒なアルシンガス(ICSC 0222 参照)を生じる。 

化学式: As2Cu3H8O12 / Cu3(AsO4)2.4H2O
分子量: 540.5
・水への溶解度 : 溶けない 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質およびエアロゾルは、眼および気道を刺激する。 中枢神経系、消化管および循環系に影響を与えることがある。 重度の出血、体液や電解質の喪失、虚脱、ショックおよび死に至ることがあるを生じることがある。 許容濃度をはるかに超えて曝露すると、死を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 末梢神経系、皮膚、粘膜および肝臓に影響を与えることがある。 神経障害、色素異常症、鼻中隔の穿孔および肝硬変を生じることがある。 人で発がん性を示す。 動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。 


許容濃度
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 1; 生殖細胞変異原性グループ: 3A; 

環境
・環境に有害な場合がある。水質への影響にとくに注意すること
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める 

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:45-23/25-50/53; S:53-45-60-61; Note:A, E 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018